日中合同の成人式 上海で日本人留学生が企画

日本の新年度に合わせて中国・上海で、日本人の留学生たちが企画した日中合同の成人式が行われ、両国の大学生が若者どうしの交流を深めていくことを誓い合いました。
この合同成人式は中国の学生に日本の成人式を体験してもらおうと、日本人の留学生たちが企画したもので、会場の上海のホテルには振り袖などで着飾った日中の大学生、およそ200人が集まりました。
成人式では、日本側の代表の梶原華枝さんが「日中友好と自分たちのよき将来のため、互いのよいところを学び合い成長していきたい」と誓いのことばを述べました。
また、中国側の代表の許牧風さんは「中国と日本の若者は数十年後の両国の未来を担っていて、私たちの交流は未来の友好の象徴です」と述べ、若者どうしの交流を深めていくことを誓いました。
この成人式は4年前から毎年開催され、少しずつ知名度が上がっていて、ことしは、これまでで最大規模の開催になったということです。
参加した中国人の学生は「ずっと体験したいと思っていた日本の成人式に参加できて、とてもうれしいです」と話していました。
実行委員会の代表の陳暁絹代さんは「もっとたくさんの学生に知ってもらい、どんどん成人式のイベントが大きくなっていってほしい」と話していました。