iPhone4でApple製品デビューした私が次に購入したApple製品はiPad(第二世代)だった。iPadを手に入れた私が次に購入したApple製品はiMac(2012モデル)だった。
Macは最高だった。Windowsの拙さのすべてを解消してくれた。
毎月発生するWindowsUpdateというイベントからの解放、Apple Magic Trackpadの快適な操作。美しくスタイリッシュな一体型デザイン。自己の気概をヒートさせるブランド力、iPhone、iPadとのスムースな連携。Windowsであれだけ遅かったiTunesの早すぎる速度、使い道のないリンゴのシール。すべてが最高だった。⌘の位置には慣れるしかない。
パソコンの使用時間の99.9%がGoogleChromeである私でさえ、Macは素晴らしかった。
BootCamp
MacでWindowsを動かすというのは、Macを買った人が一度は試みることではないだろうか。私も例にも漏れずそれを試みた。Parallels Desktopというソフトを購入して動かしてみたのだ。Windowsが動いたには動いたのだが、Macを使いたくてMacを買った私にとってそれは必要なものではなかった。Macの中で動いているWindowsになぜか私は魅力をまったく感じなかった。
Windowsを使いたいときはこれまで使っていたWindowsマシンを使えばいいのだ。しかしながら、残ってしまったWindowsマシンは邪魔だった。
机の上、Macの隣にただおかれているだけのWindowsマシンは、Windowsでしかできないことをするために起動されていた。たまには使うから必要なのだが、どうしても邪魔である。
時は流れてMacを買ってから3年が経った。机の上のWindowsマシンは3年間そこに残っていた。いい加減、机の上からWindowsマシンを撤去しようと考えた。考えたのだが、やはりWindowsが必要なときはあるのだ。あるんだよ。
撤去するにしても、Windowsが必要なので改めてMacでWindowsを動かすことを決起した。「更新してくれメール」をちょくちょく送ってくるParallelsにいいイメージがなかった私がたどり着いた先はBootCampだった。
Mac購入3年目にしてそのようなアプリケーションがあることを知ったのだ。GoogleChromeしか使っていなかった私にとっては目からうろこだった。Appleは奥が深い。
Windows10
最近、Windows10へのアップグレードの催促がうざいということをSNSでよく見る。インターネットではMicrosoftの意に反したWindows10アップグレードを回避する方法がググればググるだけ出てくる。
私はなぜ多くの人がWindows10にアップグレードすることを忌避しているのかがわからない。GoogleChromeが安定動作すればOSなんてなんでもいいじゃないか。
話を戻す。BootCampによって言わば「Macの裏」にWindows10を入れたのだ。Amazonでプロダクトキーを買ったのだ。Macには「MacでWindowsも動かせるよ!」という売り文句があるが、そんな簡単にできるものではない。だが、そこまで難しいことでもなかった。Macは最高だ。
しかし、Windows10を触っていると気が付く。Windowsもなかなかにいいのだ。作業的なことはやはりWindowsが向いているように思う。例えば私は今Windows10でGoogleChromeを動かしてこの記事を書いている。文字をコピーするときにはマウスで文字上をドラッグして文字を選択してCtrl+Cをする。Macでこれをやろうとした場合、TrackPadでは少しやりにくい。TrackPadは文字選択に弱いのだ。
※ここではMagicMouseを使えばいいという指摘は無視する。私はMacではTrackPad一択なのだ。
文字入力はWindowsの方が優勢だとに思っている。BootCanpでMacの裏にWindowsを入れてからというもの、
Macを起動する機会が、減った。
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