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16日未明に熊本で震度6強 甚大被害 今回の地震が「本震」か

熊本地震 崩れた熊本城の石垣
強い地震により崩れた熊本城の石垣
Photo By 共同 

 16日未明、熊本県の阿蘇、熊本などで震度6強と震度6弱の地震が短時間に連続して発生した。大分県や熊本県など九州各地で多くの家屋やビルが倒壊し、多数のけが人がいるもようだ。熊本県益城町では14日に最大震度7を観測。気象庁は記者会見で「今回が14日以降に発生した地震の本震と考えられる」との見方を示した。熊本市内でも大きな被害の情報があり、周辺各地で甚大な被害が出ている恐れがある。

 震度6強の地震の規模はマグニチュード(M)7・3と推定される。震源の深さは約12キロ。気象庁は有明・八代海に一時、津波注意報を出した。

 気象庁は「引き続き最大震度6弱の余震が1週間程度は考えられる」と警戒を呼び掛けた。

 熊本県などによると、益城町や西原村で多くの人が生き埋めになり、阿蘇市で死者が出ているとの情報もある。熊本市民病院の建物が傾き、倒壊の恐れがある。南阿蘇村と西原村にまたがる俵山トンネルが崩落し、熊本市中央区の竜神橋が崩落したとの情報もある。

 菅義偉官房長官は16日未明の臨時記者会見で「甚大な被害が発生しているもようだ」と述べた。

 九州電力によると、16日午前3時現在、熊本県内で約19万400戸が停電している。鹿児島県の川内原発と佐賀県の玄海原発に異常はない。

 JR九州は16日、始発から全線の運転を見合わせると発表した。

[ 2016年4月16日 04:21 ]

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