気象庁「熊本地震は『前震』 今回が本震か」
今回の地震について、気象庁の青木元地震津波監視課長は午前3時半すぎから記者会見し、「おととい発生した熊本地震がいわゆる『前震』で、今回の地震が本震だとみられる」という見解を示しました。
その理由について青木課長は、熊本地震では地震の規模を示すマグニチュードが6.5だったのに比べて、今回の地震がマグニチュード7.3だったことや、熊本地震の余震の範囲内で今回の地震が起きたことを挙げました。
そのうえで、「今回の地震で揺れが強かった地域はおとといの地震よりも広がっている。揺れの強かった地域では危険な所から離れ、身の安全を確保してほしい。余震も多くなっていて、今後1週間程度は最大で震度6弱程度の余震が起きるおそれがあり、十分注意してほしい」と呼びかけました。
そのうえで、「今回の地震で揺れが強かった地域はおとといの地震よりも広がっている。揺れの強かった地域では危険な所から離れ、身の安全を確保してほしい。余震も多くなっていて、今後1週間程度は最大で震度6弱程度の余震が起きるおそれがあり、十分注意してほしい」と呼びかけました。
阿蘇山の活動「注意深く監視を」
火山噴火予知連絡会の副会長を務める九州大学の清水洋教授は、「震源の位置を詳しく解析しないとはっきりしたことは分からないが、きのうまでの地震活動と比べると、阿蘇山のかなり近い場所で規模の大きな地震が発生しているため、火山活動に影響がないとは言いきれない状況にある」と指摘しています。
そのうえで、「震度6強の地震のあと、阿蘇山の近くを震源とする地震が起きるなど、地震活動が阿蘇山の近くまで広がっていて、今後、注意深く監視する必要がある」と指摘しています。
そのうえで、「震度6強の地震のあと、阿蘇山の近くを震源とする地震が起きるなど、地震活動が阿蘇山の近くまで広がっていて、今後、注意深く監視する必要がある」と指摘しています。