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平成28年熊本地震に関する情報

2016年4月14日21時26分頃に発生した平成28年熊本地震の震源地周辺の都市圏活断層図を地理院地図で公開しました。

熊本県益城地区の空中写真を撮影しました。

だいち2号干渉SARによる変動の検出について

地球観測衛星「だいち2号」(ALOS-2)が観測した合成開口レーダー(PALSAR-2)画像の分析から、平成28年(2016年)熊本地震(M6.5(暫定値)、深さ11km、最大震度7)及びその後の余震に伴う地殻変動を明らかにしました。
注意:画像をクリックすると地理院地図が表示されます。

図:2014年11月14日~2016年4月15日の解析結果
   この解析結果は、2016年4月15日に開催された地震調査委員会に提供されました。
 

使用したデータ一覧

  観測条件(1)
地震前 2014年11月14日 12:53頃
地震後 2016年4月15日 12:53頃
衛星進行方向 南行
電波照射方向
入射角 33°
地理院地図
コンテンツ名
2014年11月142016年4月15

解析結果からわかること

「干渉SAR(解析期間)」をクリックすると、地理院地図に解析結果が表示されます。
 
干渉SAR(2014年11月14日~2016年4月15日) 4月15日公表
・震源域の北西部で衛星に近づく向きに最大約9cm、南西部で衛星から遠ざかる向きに最大約12cmの変位が捉えられました。
・地表面に明瞭な位相の不連続は見られないことから、明瞭な地表地震断層は現れていないと考えられます。
・地殻変動の分布から想定される震源断層の長さは15kmよりも短いと考えられます。
 
今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
(注)干渉SARの精度は一般的には数cm程度とされています。また、衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結果の見え方に違いが生じます。
 

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番

(災害対応全般に関すること)
国土地理院企画部
防災推進室長 宮口 誠司 (直通 029-864-6572)
防災推進室長補佐 木村 幸一 (直通 029-864-6275)
FAX 029-864-1658

(だいち2号干渉SARによる変動に関すること)
国土地理院測地部
宇宙測地課長 宮原 伐折羅 (直通 029-864-4813)
FAX 029-864-1802

国土地理院地理地殻活動研究センター
地理地殻活動総括研究官 藤原 智 (直通 029-864-2477)

(空中写真に関する技術的なこと)
国土地理院基本図情報部
管理課長 飯田 洋 (直通 029-864-4841)
管理課長補佐 藤本 和彦 (直通 029-864-4856)
FAX 029-864-1803

(都市圏活断層図に関すること)
国土地理院応用地理部
企画課長 永山 透 (直通 029-864-5917)
企画課長補佐 南雲 吉久 (直通 029-864-5918)
FAX 029-864-1804

(電子基準点による地殻変動に関すること)
国土地理院測地観測センター
地殻監視課長 千早 昭二 (直通 029-864-5971)
地震調査官 檜山 洋平 (直通 029-864-4825)
FAX 029-864-8381

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