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ぐるりみち。

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果実酒100種類が3000円で飲み放題!『SHUGAR MARKET』はオトナの果実園

グルメ 飲み放題

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く り 。

 

 

 1年前に訪れた、日本酒飲み放題のお店『KURAND SAKE MARKET』。当時はまだ池袋店のみでしたが、この1年間で浅草、渋谷、新宿にも出店。さらにはイベントも頻繁に開催しており、昨今の“日本酒ブーム”の一翼を担っていると言っても過言ではなさそうな。

 そんな『KURAND SAKE MARKET』の姉妹店として、2月に新しくオープンしたのが、渋谷の『SHUGAR MARKET』。“時間無制限で、100種類のお酒を飲み比べし放題”というシステムはそのままに、こちらは「果実酒」をテーマにした店舗となっているという話。行かねば。

 

 

 ――というわけで、たっつんid:ok723氏がTwitterで梅酒を目の前にぶら下げて誘惑していたこともあり、それに便乗する形で乗り込んでまいりました。日本酒もいいけど、果実酒もいいぞ!

 

 

渋谷駅から徒歩2分、華やかな香り漂うワンフロア

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 『SHUGAR MARKET』が入っているのは、渋谷駅から徒歩2分という近さにある、こちらのビル。一見するとわかりづらいものの、視線を上に向けると、3階部分に“SHUGAR MARKET”の文字を確認できまする。

 

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 『かつや』脇の階段から、とっとこ3階へ。

 

 ちなみに、こちらのおで店は「料理の持ち込み&途中の買い出し可能」となっているため、あらかじめ食料を買い込んでから向かえば二度手間にならないかと。店内には電子レンジやポットも用意されているので、冷凍食品もイケます。もちろん、常識の範囲内で。

 この日は予約が取れず、ダメ元で向かってみた格好だったのですが……入り口で店員さんに聞いて確認してみると、「はいれますよー!」とのこと。うっほー! やったぜ! 常に予約いっぱいの人気店ですが、早めに帰るお客さんもいるということなので、意外と当日でも入れるっぽいです。

  まずは入り口で、1人3,240円(税込)の前会計。“時間無制限”を謳っていることもあり、席料や延長料金といったものはなく、基本的には3,240円ポッキリです。お酒を割るためのソーダや氷なども無料で提供されており、店内で発生する“別料金”としては、おつまみくらいかしら。

 

 お店のシステムを簡単に説明していただき、酒器を受け取ったら、いざ店内へ。

 

多“酒”多彩な果実に酔いしれる

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 店内での過ごし方、細かなシステムなどに関しては、姉妹店の『KURAND SAKE MARKET』と被るところも多い……というか、だいたい同じという印象でした。

 とは言え、あちらが「日本酒」で、こちらが「果実酒」というコンセプトの違いもあり、また別の楽しみ方ができるという魅力も。複数のリキュールをミックスしてみるとか、アイスクリームにかけるとか……って、どっちも試し損ねたー!

 

  • お酒はセルフサービス。冷蔵庫前のテーブルで注いで戻すように。
  • 一定時間ごとにお水の「乾杯タイム」あり。
  • アイスクリーム食べ放題。果実酒をかけて食べてみよう。
  • お箸やスプーン、取り皿、スマホ充電器などの準備もあり。ご自由に。
  • 外出自由。あまり長い時間の離席はご遠慮を。
  • デリバリーの配達も可能。
  • ラストオーダーは22:00。閉店は23:00。それまではほどほどに飲みまくれ!

 

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 注意点としては、“立ち飲み”スタイルであること。常に立ちっぱなしでの飲食となるので、足腰に自信のない方は要注意です。

 ――とはいえ、実際に行ってみると、なんだかんだで3、4時間くらいは余裕でゴクゴクモグモグできるという印象です。むしろ立っていることで自制が働くのか、極端に酔っ払って、泥酔するような結果にはなりにくいかも?

 

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 前述のように、お酒はセルフサービス。店内の一角に設けられている冷蔵庫内には、100種類の酒瓶がズラリ。手前のテーブルの上でお酒を注ぎ、席に戻って、いただきます。

 冷蔵庫は一箇所にしかないため、必然的に、他のお客さんと並んで品定めする格好に。そしてそこは、酔っぱらいの集う場所。自然と会話も生まれ、「このお酒がおいしかったですよー!」なんて、オススメしあう光景も見られました。陽気なおっちゃんに絡まれて、楽しかった。

 

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 お酒のラインナップとしては、やはり梅酒・果実酒が大多数。蔵元直送、共同開発の果実酒も取り揃えており、時間が許すかぎりは飲み比べたくなる多種多彩っぷり。時間が足りねえ!

 品揃えが果実酒ばかりということもあり、「口の中が甘ったるくなって、途中で飽きるんじゃないか……」という懸念も当初はあったのですが……ぶっちゃけ、「ひとたび酔っ払っちめえば、そんなの気にもなんねえ!」って感じでござった。そんなことより、梅酒がうめえ!

 

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 ソーダや氷は、カウンターからいつでも補充可能。隣には「グラスリンサー」なる洗浄機も用意されており、コップを逆さにして押さえつけると、下部から水が「シュゴォオォオ!!」と噴射、あっという間にキレイになってビビった。我が家にも欲しいぞこれ。

 そして、食事も忘れずに。コンビニで買ってきた食べ物を2人でつまみながら、まったりトーク。マカロニサラダもぐもぐ。主にブログの話と、あとはマッドマックスと、立川と、デスロードと、極上爆音上映について語り合っていた気がする。ガルパンもいいぞ。

 

 

 途中、店員さんがSNS用の写真を撮っているということで、ご協力。Facebookページを見ると、他は顔出しでノリノリのお客さんが多いのに、シャイなブロガー2人は“これ”である。光の加減と服の色のせいか、自分が「✝赤き血を啜る闇の酔人✝」みたいになってる。某もけんぞくぅ!

 

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 そんなこんなで、初訪問となりました、『SHUGAR MARKET』。思う存分に果実酒を堪能することができ、至高のひとときでございました。次は、いろいろミックスしてみるべ。

 

 また、姉妹店の印象と合わせて改めて感じたのが、この「時間無制限+立ち飲み+飲み比べ放題+セルフサービス」というシステムが、個人的にはかなり居心地の良いものである、ということ。

 ひたすら冷蔵庫と席との間を行き来し、飲み比べを楽しむのも悪くはない。その一方では、セルフゆえに一箇所に留まらず、冷蔵庫前に移動することで自然に生まれるコミュニケーションや、店員さん主導で行われる「お水で乾杯タイム」での一体感なども、思いのほか楽しいんですよね。

 お客さん同士はもちろん、店員さんとも程よい距離感で接することのできる空間という印象。料金を気にする必要もなし、店内イベント兼泥酔対策としての“乾杯”あり、好きなときに退店するもよし、最後まで粘るもよし。終始、まったりとした気分でお酒を楽しむことができました。

 

 ということで、ごちそうさまでした! また今度、おじゃまいたします。

 公式サイトでWeb予約を、当日は電話予約もできるそうなので、気になる方はぜひ。

 

店舗情報

 

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