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北九州のFM局の株式 化粧品のDHCが取得へ

 FMラジオ放送局「CROSS FM」(クロスエフエム、北九州市)の全株式を保有する事業再生ファンドのネクスト・キャピタル・パートナーズ(東京)は15日、化粧品製造販売のディーエイチシー(DHC、東京)に28日付で事業譲渡すると発表した。全株式をDHCに売却する。売却額は非公表。

     クロスエフエム会長にDHCの吉田嘉明会長が就任する。DHCは取締役3人をクロスエフエムに派遣する。クロスエフエムの坂田隆史社長は続投する。会社の名称や本社所在地は変更しない。

     北九州市で記者会見したDHCの福田章人特別企画部次長は「九州北部でのクロスエフエムの認知度とブランド力を活用したい。聴取者と当社の利用者層も合致する」と述べた。ネクスト社の立石寿雄社長は「(DHCは)経営基盤が安定し魅力的な企業だったので事業譲渡することにした」と語った。

     クロスエフエムは2008年、前身のエフエム九州が業績不振に陥り、放送事業を引き継いだ。番組の自主制作や音楽イベントに力を入れている。放送エリアは福岡県内。【石田宗久】

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