この文章はLINEの件とは本質的に無関係であることを先にお断りさせていただきます。 そして、私に対して云われない中傷が行われているようですので、この場をもって反論させて頂きます。   ■まず、一つ。「私が、金を得る為に愛もなしに二次創作をしている」 愛情が無い - はっきりと否定させて頂きます。何の感情を持たずしておそ松さんだけで数百枚もファンアートを描いた上でグッズを販売するなどということは普通に考えてもできません。 このアカウントで描いた多くの作品は無料で公開させて頂きましたし、それを気に入ってくださった皆様には感謝の言葉もありません。しかし、愛が無いといったバッシングは、ああいったものが何の気持ちもなしに作れると本気で思った上での言葉なのでしょうか。それこそ、自分の目でものを見ず、作家の愛情など関係ない、気に入らない態度、違う価値観を叩ければいいという態度のように思えます。愛情の形はそれぞれですし、他人の愛情の有無を審判することなどできないはずです。 お金儲けのため - 半分は否定します。元手も取れていないからです。ですがデジタルではなく元手のかかる創作物を作り発表していきたいと考えているので、そのためにお金は必要だと考えます。勿論、その時間を捻出するための生活にも必要です。お金儲けが許せないことは個人の勝手です。しかし、だからといって私のような赤字者を根拠もなく叩くのは全く筋が通りません。大体、そういった方はこんな問題など起こさずもっとうまくやっているでしょう。買った上でこんなつもりじゃなかったというのなら申し訳ないと感じますし、それに関する正当な対処を行っています。しかし、買った訳でもなければ興味があるわけでもなく、ただ目に付いた、気にいらないからという理由で中傷を行っていい理由には絶対になりません。 ■もう一つ、「自分の創作の為におそ松さんの名前を利用している」という事についてです。 こちらは、ご自身で何かしらの形で創作を行っている方でなければ、理解が難しいかもしれないことをご周知ください。 これは、私が「ごっぽいの」を、自分のオリジナルのフォロワーさんからの周知を目的の一つとして作成したと公言している事、 および、私が「自分のオリジナルが認められる為に名前を利用している」と取れる発言をした事が原因なのだと思われますが それらは、自分で発言したとおり、部分を見れば間違っておりません。 しかし、意図的なまとめやリツイートなどの一連のバッシング活動は、はっきりいって悪意をもった曲解にすぎません。 そもそもなぜ私がおそ松さんのジャンルで活動していたか、の話をします。 版権は10年ぶりに参加しています。 以前いたジャンル(二次創作、オリジナル企画系等)の友人等が霧散し 深い愛情をもって接する、あるいはパロディを行う時間が長いほど自分の血肉となっていくのに、同時に活動は鈍り、元とは違うものになり 違うものになっていくにも関わらず元の作品あるいは周囲の人と作り上げたものそのものに愛情と敬意があるので「オリジナル」と言うにも言えない。 モチベーションを失い、書きたかったものだけが溜まっていき、手は動かないという状態に耐えかねて そこに込めていた要素を抜き出してたストーリーやキャラクター等を それ以前からちょこちょこと組み立てていたオリジナルの世界観に置く事で命を繋ごうと思ったのが、私の創作の動機のひとつでもあります。 それから色々と試行錯誤し、何とか自分だけで組み立てられるよう、長い間オリジナルを続けました。 しかし他者の刺激の無い状態では上手くいかず、生活の事もあり、くすぶっていました。 (オリジナルの話はこの場では本分ではありませんので、割愛させて頂きます) そんな折におそ松さんの第一話を見てショックを受け、一種の愛憎に似た感情を持ちました。 六つ子たちは古い時代のキャラクターで、無職で、その事を気にしていて、メタ的な視点でに視聴者に訴えかけ このままじゃ流行らない、褒められたい、認められたいと言いながら、ギリギリなパロディで、実際に人々を虜にしました。 キャラクターはニートのままでしたが、実際に社会に与えた影響も作品としての出来も素晴らしいものでした。 私が、もう一度二次創作の世界に戻ってみよう、と思ったのは こういった本来は後ろめたいことを挑戦的ながら愉快に書き上げた、この作品のスタンスに希望を抱いたからです。 そして、この作品に対しての自分なりのリスペクトを行いたいと思いました。 私はキャラクターではないし、アニメ会社という後ろ盾も無ければ、代表作と言えるような作品もありません。 仕事が無く、認められたいという自意識を表に出しながらこれだけ多くの人に愛されるという当作品のような芸当は私には出来ません。 自分にできることは少しだけ絵を描くという事、私の作品を好きと言ってくれる方を大切すること 他の良いと思った作家さんの作品をリツイートして他の方に見てもらおうとする事くらいです。 その中で、少しでも元作品のスタンスにリスペクトを行おう=オリジナルを使い、自分の表現をしよう、と思った事が 当アカウント及び私がおそ松さん二次創作を始め、「ごっぽいの」を立ち上げた主な動機でした。 作品、キャラクター、作風、スタンス、いずれにせよ、作品がこのように私達に訴えかけて来たのなら 当然、心を動かされた私達はそれに対するアンサーを発信したいと思うでしょう。 オリジナルでもいいのですが、私達に訴えかけてきた作品、あるいはキャラクター、コンセプトそのものにアンサーをしたいというのが つまり、その名前を呼ばなければ意味がなくなってしまうのが、同人で、ファンアートの必要性なのだと思います。 そういった意味で、「ごっぽいの」はオリジナルでありながら、敬意をもってアンサーとしての形式つまり「モチーフである」と宣言したわけです。 この時点で、法的にはそうではないとしても、二次創作の側面を持ち、そう言いたい気持ちもある、という事を自覚しております。 しかし、やはりそれも含め、当作品がオリジナルであるという見解は今の所変わっていません。 そう言ってしまってはこの作品を作り出した意味も、おそ松さんのリスペクトであるという意味もなくなってしまうからです。 ■私は作家を名乗っていますが、表現の方法にも、至らない所も多くあります。 「ごっぽいの」に関しても、正直、個人的にオリジナルに迎え入れるという愛し方か、パロディとしてリスペクトを行う愛し方の どっちつかずであった事が、結果的に混乱を招いてしまったのかもしれません。 この件で悪意なく応援してくださっていた皆様、作品を手にとって頂いた皆様 また私の不注意で誤解を招いてしまった方等にご迷惑をお掛けしました事大変申し訳なく思っております。