■サークルクラッシュ同好会
昨日はサークルクラッシュ同好会のお花見に参加させて頂いたのですが、数人居た女性陣が、気配りに長け処女性をアピールする美人レイヤーや、オタクが好きそうな格好かつ激しいボディタッチで理解ある女性だなと思ったら女装男子だったりと、ちゃんとクラッシュしそうなメンバーだな……と感心しました
— にゃるら (@nyalra) 2016年4月10日
先日、「サークルクラッシュ同好会(以下サークラ同好会)」のお花見に参加させて頂きました。
サークラ同好会とは何かについては、説明すると長くなりますし、そもそも僕自身が関係者という訳ではないので割愛します。サークルをクラッシュするような「姫」について研究するオタク達の集まりという印象で大丈夫でしょう。
正直、どういった人生を歩めばそんな胡散臭い会に入ろうと思うのか疑問ですが、その分一筋縄ではいかないようなクセモノが集まっていて、傍から観た感想としては刺激的で他では得れない知見を得れました。
余談ですが、サークラ同好会代表であるホリィ・セン氏の「私がなぜオフパコによって童貞喪失したのかについて」は、非常に読み応えのある記事ですので、興味を持った方は目を通してみると良いと思います。
■サークラ同好会の人たち
お花見当日、フォロワーのY・Yちゃん(以下Yちゃん)と代々木公園前で待ち合わせし、桜舞い散る春の日差しの中、ゆっくり公園内を見学しつつ目的地へと向かいます。
オタク故にお互い代々木公園の知識がなく、ホリィ・セン氏の「真ん中のでっかい桜が咲いてる所」というふわふわした説明に、ファミコン時代のRPGのかよと苦戦していると、偶然目撃した自動車メーカーのイベントでやたら斜めった車が展示されていたので、「くお〜!! ぶつかる〜!! ここでアクセル全開、インド人を右に!」と騒いだり、ロッククライミング体験を見たYちゃんが「俺はアイカツ!観てるから岩登るの上手いよ」と子供に混ざろうとするのを止めたりなど、紆余曲折ありましたがどうにか目的地に辿り着けました。
・合流
無事ホリィ・セン氏に迎えられ、桜の下に敷かれたサークラ同好会のブルーシートへ目を向けると、数人の女性に囲まれた謎の男性が目に入りましたが、特にサークラ同好会と関係がある人ではないらしく、最後まで何者なのか素性は不明でしたが、とにかく異常な空間に足を踏み入れてしまった感が漂い始めます。
Yちゃんと二人でブルーシートへ座り、簡単な自己紹介を済ませ周りを見渡すと、男女比は6:4くらいに分かれ、思ったより男女の比率が均等なことにまず驚きました。後によく見たら一人女装男子だったので実際は7:3なのですが。
女性陣はサークラ同好会とは特に関係のない謎の男性を囲うように話し込んでいるので、僕たちの周りには自然と男性だけで固まります。
最初に声を掛けてくれた同好会のメンバーが、課題でメンヘラの女性について調べているらしく、ツイッター上であったメンヘラとの話を訊かせてくれとノートを用意し始めました。用意周到ですね。「メンヘラ」と「姫」はサークルクラッシュを研究する上では切っても切り離せない関係です。
ここからはYちゃんの意見と合わせて、サークラ同好会の一部に語った内容であり個人の見解です。女性の方は男性の意見の一つとして見てくださると助かります。
■SNSとメンヘラ
ツイッターには数多くのメンヘラを自称する女性が居ます。基本的にリアルに馴染めない人間の逃げ場としてインターネットのアングラ部が存在するからです。これはオタクにとっても同様であり、通常ならば交わるはずがない「メンヘラ」と「オタク」の2つの勢力が、仲良く煽り合いながら共存するのもツイッターの特徴です。
元はメンヘラというだけで目立つ存在ではあったのですが、コンテンツ性が高くオリジナルグッズを展開するメンヘラアカウントや、商業でメンヘラを扱う作品がツイッターでも台頭し始め、その影響でファッションメンヘラが増殖し、最早多少精神を病んでいたり、クスリを常飲したりしている程度では、全く目立たない程に氾濫する時代になりました。
そういった事情の中、今でも特異なメンヘラエピソードや狂言で、思春期を拗らしたままの若者たちの信者を獲得していく大物アカウントも居ます。
しかしながら、彼女たちはツイッター上でどういった発言をすればウケるのか理解している分、真のメンヘラ部分は薄まっている面もあります。勿論、元から病んでいる部分も大きいでしょうし、人目を気にしない少数の鍵垢などでは絶賛荒れまくりなパターンも多いですが。コンテンツ性を極めすぎて佯狂とは呼べないレベルにまで達し、飛び降り自殺や自殺未遂に及んだフォロワーも数名居ます。
なので、メンヘラを理解したいならば大手扱いされているコンテンツ性の高い人間よりも、ひっそりと活動しつつも周囲から一目置かれているようなアカウントが良いのでは……的な話をすると、サークラ同好会の人たちが真剣な表情でメモを取っていたので怖かったです。
自分の生涯で他人に何かを教える立場になったのは初めてなので、喜ばしいような、こんなインターネット・チンピラ(今適当に作った造語)の意見を鵜呑みにさせていいのかと不安を感じつつも、話は進んでいきます。
一応、この辺りの話はSSの形で投稿したことがあり、インターネットで関わってきたメンヘラたちのエピソードをミックスした話ですので、ご参考までに。
・メンヘラとオタクの関係性
先述したように、ツイッターでは「メンヘラ」と「オタク」が数多く存在するのですが、その中には「メンヘラ」であり「オタク」でもあるアカウントも珍しくはありません。理由としては諸説ありますが、ここでは僕個人の考察を並べます。
- まずツイッターはインターネットと密接である関係上、オタクコンテンツが嫌でも目に入ります。なので、元はオタクコンテンツとは無縁だったメンヘラアカウントが、次第に立派なオタクへと変遷していく様子も散見される。
- 周囲と馴染めないメンヘラという体質上、真夜中に活動することが多く、寂しさを紛らわせるため深夜アニメなどを観る機会や、風俗で働いている場合は客を通してなど、オタクになる切っ掛けが多いこと。
- 単純に元からオタクの気はあったが、リアルではオタクの仲間が見つからず(馴染めず)、インターネットに逃げ込み欝が加速した。
などが過程として大きいのかと思われます。
・メンヘラアカウントが好むアニメ・漫画とは
ここまで話すと、サークラ同好会の一人が「ツイッターでもっとメンヘラと関わりたいので、メンヘラが好きな作品について知りたい」という話になったのですが、この辺りは適当に思いついた作品を列挙しただけだったので、ここでは解説付きで箇条書きしていきます。
・大型コンテンツは取っ掛かりとして外さない
まず、相手のジャンルがどうであれ大型コンテンツは強く、まだオタクとしては浅いメンヘラも多いですので「エヴァ」や「まどか☆マギカ」の話題は外れません。勿論女の子ですので可愛いアニメも好んで観ているでしょうし、「ラブライブ!」などの有名深夜アニメや、「アイカツ!」「プリパラ」あたりの女児アニメも、話題の共有ができるでしょう。
そこから話を広げても良いですし、オタクとして負けたくなければ「まどか☆マギカと言えば葉鍵ロワイアルのリレー小説で虚淵がさ……」とマニアックな話を展開していくと、一億分の一程度の確率で乗ってくるかも知れません。
現実的な例として「エヴァ」→「特撮」へのシフトで相手が興味を示すかなど、新たな会話の糸口として効果的かも。
・サブカル寄りの鬱系・グロ系作品
元からオタク気があった相手ですと、女性に好まれる特徴として「耽美系」や「エログロ方面」に特化している作品が多く、先述した「エヴァ」や「まどか☆マギカ」は後者に分類されます。
耽美と表現される作品の多くはエログロも兼ねていて区別が難しいですし、取り敢えずよく話題になる作品を並べていきます。
- 作者: 古屋兎丸,東京グランギニョル「ライチ光クラブ」
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この辺りのヴィレヴァンに並んである漫画を大体把握して、まず入門といった所じゃないでしょうか。小説方面も補強したほうがより話が展開されていくでしょうが、取り敢えず今はオタクコンテンツの話なので漫画を優先して紹介しました。「ライチ光クラブ」は映画化で再ブームきてますね。
因みにこの傾向で個人的に好きな作品は「ギチギチくん」。タイトルと見た目がかわいいです。
拗らせてくると有名所を挙げるのは浅いと舐められますので、更に造詣を深めていきたいところ。完結記念に「多重人格探偵サイコ」もハマっていた中学の頃の話で盛り上がるのではないでしょうか。
「耽美系」好きには腐女子も兼ねた方も勿論居ますが、BLは僕が門外漢なので分かりません。無念。
サブカルチャー寄りで名前が出てくるアニメは「少女革命ウテナ」や「Serial experiments lain」も、今だアイコンにしたりと愛好している女性がチラホラ居ます。lainは特に多いかな。
lainの全体的にジメッとした暗い雰囲気、岩倉玲音という特異な環境に生きる少女、。所謂「これアタシだ……」状態で感情移入するには持って来いの作品です。4chでは「トリップムービー」として紹介されていた例もあり、クスリとの関係も深いですし。
勿論、万人受けはしないモノの観てまず損はないような尖ったアニメですので、できればプレ値であるゲーム版まで含めて所持して欲しいですね。
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基本的に登場人物の精神異常や家庭環境に感情移入し、上手い具合に自分語りまで持っていける作品を好む傾向がありますので、ヤンデレヒロインに人気が集まります。例えば「School Days」の桂言葉は人気高いです。知名度も高いですし。
その場合、大抵エロゲーにまで話が広がっていく場合が多く、その中でも猟奇性の高い狂気ゲーは鉄板です。
手前味噌で恐縮ですが、狂気ゲーを扱った過去記事は、ツイッターで未だメンヘラアカウントに引用されていますので、一通り覚えていて損はないかも。
・過去に流行った少女アニメ
「美少女戦士セーラームーン」や「カードキャプターさくら」は不動の人気を誇ります。前者はリメイクが絶賛放送中ですし、後者も再放送が始まりグッズも新たに販売されています。この辺は想い入れが強い方も多いでしょうし、「黒犬獣が描いたセーラームーンのモブレイプ本持ってるぜ」「当時、大槍先生が描いた同人誌は知世ちゃんメインなのに百合じゃなくてレアだよね」など性を絡めた話は相手を見て行いましょう。
特に再放送などが合ったわけではない「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」や「東京ミュウミュウ」もサブカルとメンヘラを合わせた層にノスタルジックな人気があり、90年代の思い出深い少女漫画も話題になります。
その場合は、単純に「子供の頃ハマっていたから」が大きな理由になるので、特に決まった傾向があるとかではありません。少女漫画とは微妙に違いますが高橋留美子作品の名前は多く見かける気がします。
更に遡り「魔法の天使クリィミーマミ」や「魔法のプリンセス ミンキーモモ」などの魔法少女シリーズをアイコンにする女性も居ます。その場合、メンヘラよりはサブカル寄りでしょうけど。残念ながら「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」は見かけません。
アイコンにしているからと言って、その作品を全て観ているとは限りませんし、「クリーミィマミって、よくクリィミーとか誤記されてることあるけど、本編でもその辺曖昧で面白いよね」なんて話を振るとドン引きされる可能性に注意ですね。
・サークラ同好会とメンヘラ
纏めると先述したアニメの話を振っておけば、SNS上だと誰かが見かけて絡んでくる場合があるんじゃないでしょうか。まぁ僕はツイッターで仲良くなったアカウントの中に数名メンヘラ女性が居ただけですし、最初からメンヘラを喰う目的で動いていると、男女両方から総叩きに合うのは覚悟したほうが良いでしょうけど……。こういうのを極めると「俺はメンヘラになぜかモテるんだよね笑」と言い出すオタクにワープ進化する危険性があります。
因みにサークラ同好会関東支部の女性にメンヘラは居ませんでした。
ただ、彼らはサークラの素質がある人間を常に追っているので、「スカイプちゃんねる」などで常日頃マークし続けてはいるそうです。他の出会い厨と差をつけるために「心理学を勉強している」アピールすると、相手側の相談に乗り易いやらどうこうでした。
彼らが今まで絡んできたメンヘラとのエピソードは、ちょっとここでは書けませんが、精神を病んでしまった者同士色々とあるそうです。
因みにサークラ同好会は女性陣含め、多くの方が演劇活動を行っているそうです。自己を表現し評価してもらいたい要素と演劇の相性が良いとかどうとか。そう言った欲求を生産的な活動に変換できるのは素晴らしいと思います。
※ここで書いたのは、メンヘラアカウントの女性をオタク視点のみで見た印象ですので、語るまでなく本人たちの嗜好や闇は簡単に文字に起こせないほど深いです。
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■SNSと姫
一通りメンヘラアカウントの話が終わると、冒頭で貼ったツイートの通り二人の女性が輪に入ってきました。片方はやたらボディタッチが的確で(ピンとこない表現になりましたが、男性がギリギリあざといと思わない自然な範囲)、やたら男心を理解しているなと思ったら男性でした。女装って凄いですね。
もう一人はれっきとした女性ですが、お茶やお酒を注いでくれたりと、余りに気が利き過ぎて怖かったです。話を聞くと前のサークルでクラッシュに近い雰囲気になったそうですし、姫としての素質を十二分に発揮しています。飽くまで「サークルクラッシュ同好会」なので大丈夫だと信じたいですが、免疫のない男性ならば、本気で惚れてもおかしくはないと思います。
また、折角なのでYちゃんの腹筋を触ってみてよ(彼は筋トレを欠かさず筋肉が自慢)と勧め全員で触ったりもしたのですが、彼女は「こういう場合、私も触っていいよとおっぱいを差し出すんですけど、皆遠慮するんですよ 笑」と、狙ってか無意識なのか男性を落とすテクニックを披露してくれました。いつか本気でレイプされてもおかしくない気がします。
彼女の姫としての特性はそれだけで飽き足らず、「処女性」のアピールというオタク相手には無敵の武器すら備えていました。男性経験がないという話から「高校時代にコスプレをしていると、カメコのおじさんにラブホで撮影会に誘われ、何も考えず入ったら襲ってきたので股間を蹴りあげた」というエピソードに持っていく流れは熟練の業。ブログに掲載していいか訊いた所、二つ返事で許可してくれた所も肝の座りっぷりが窺えます。
・オタサーの姫というミーム
元はインターネット上の仮想敵として、オタクが叩くための概念として誕生した「オタサーの姫」ですが、最近では姫がオタサーの人間と肉体関係を築いていく特性に性を見出し、みさくらなんこつ先生が原画を担当した「オタサーの姫に告られた結果wwwww」というアダルトゲームが登場したりもしました。ツイッターの裏垢でどんどん病んでいく姫の様子は鬼気迫るリアリティがあります。
どうでもいい自慢なのですが、みさくらなんこつ先生作の「黒髪ふたなりJCが地下鉄駅トイレに入り浸る本」経由で、皆より先にこのゲームのラフ画を見た覚えがあります。
オタサーの姫が人口に膾炙していくのに伴い、現実での姫たちも可視化されていき、今では「男性にチヤホヤされたい」という実に率直な欲望からファッションで姫を目指す女性も少なからず観測できます。
また「知るかバカうどん」先生に代表される、オタサーの姫をボコボコにして犯す作品も人気が高いです。
うーん 単行本の表紙塗り塗りできたぽよぉ♥ 公開はそのうち~♥ pic.twitter.com/tb6QORkkE3
— 知るかバカうどん (@meromeroudon) 2016年2月24日
姫になる第一の条件として「男性(特にオタクが好ましい)が多いこと」を簡単に満たせるインターネットやオタサーでは、彼女たちを巡っての争いが日々耐えません。ミームが一般に浸透した今、気づかぬ内に「姫」だと叩かれている女性も多いかも知れませんね。
全然関係ないのですが、僕は貞操観念ゆるゆるモノが好きですので、「オタサーの姫の貞操観念が実にけしからん」はタイトルの時点で勃起します。
■最後に
ホリィ・センさんは最後に「サークラ同好会は輪に入れなかった人間の受皿」と解説しています。様々な事情でメインの大学生活に乗れなかった人々がお互いを理解していくために日々勉強する集まり、何というか凄く現代的です。
「メンヘラ神」関係で何度か実際にクラッシュしたり、「オタク」を斜に構えて考察する冷やかしなども多いそうですが、こういった空間は貴重ですし頑張ってもらいたいモノです。
話を聞きながらずっと「ヨイコノミライ」を連想していたのですが、矢張り関連書籍として挙げられていました。因みに会誌は一冊300円だそう。
新歓説明会にはこれまで頒布してきた会誌とサークルクラッシュ関連書籍をサンプルとして持っていきます! pic.twitter.com/aJpg1Vuh5v
— サークルクラッシュ同好会 (@circlecrush) 2016年4月11日
「ヨイコノミライ」はオタサーで活動する痛いオタクたちの青春群像劇なのですが、「自傷癖でレズを演じるナルシスト男装っ子」「批評家気取りの空気が読めないオタク」「現実が直視できず有名作家と仲良しだと信じこんでストーカーする腐女子」など、「げんしけん」など和気藹々としたオタサーモノと違いオタクの心を上手に抉るキャラが多数登場します。
..... 助走するための場所として、ああいう所は必要だと思うんです。 大人になるための、羽を休める場所 ...
「ヨイコノミライ」では、オタサーを「出ようと思わなければ、心地良い、まるで永遠に時が止まったような場所」だと表現しています。ツイッターやオタサーはメインカルチャーから外れた人間たちの掃き溜めのような面もありますし、その環境の中で如何に自分が正しい人間性を育んでいくかが大切なんだなと思いました(それっぽい締め)。
サークラ同好会では今後も多数の企画があるそうですし、この記事を読んで興味が湧いた大学生で人間関係の悩みがある方は、一度調べてみると良いかも知れません。