辺野古のフロート撤去へ
政府、沖縄県が作業部会初会合
2016/4/14 13:30
首相官邸で開かれた、政府と沖縄県の作業部会=14日午前 政府と沖縄県は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る訴訟の和解を受けた作業部会の初会合を首相官邸で開いた。県側が辺野古沿岸部の立ち入り禁止区域を明示する海上のブイ(浮標)とフロート(浮具)を撤去するよう求めたのに対し、政府側はフロート撤去に応じると回答した。
政府側は、米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の早期返還を実現するため、関連工事を阻んでいる住民らのテントや車両の撤去に協力を要請。県側は文書による行政指導に前向きな姿勢を示した。沖縄県の安慶田光男副知事が会合後、記者団に明らかにした。