銘柄に「東京」の日本酒が復活
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東京23区で唯一、日本酒の酒蔵を持つ酒造会社が4年後の東京オリンピックに期待を込めて銘柄に「東京」を掲げた日本酒を40年ぶりに復活させました。
復活したのは東京23区で唯一、日本酒を造っている酒造会社が製造した「東京盛」です。大正時代に東京の発展を願って販売が始まりましたが、高度経済成長期に入り、東京の環境汚染が問題になると売り上げが落ち込み、酒造会社では銘柄の「東京」が影響しているのではないかと考え昭和50年に製造を取りやめたということです。
しかし、4年後のオリンピック開催に期待を込めて「東京」の地名をブランドとして打ちだそうと、40年ぶりに復活させました。
原料には秩父山系から東京の北部に流れこむ地下水を使いキレのいい後味に仕上げているということで、ラベルには外国人観光客も意識してローマ字の「TOKYO」という表記も加えています。
製造元の小山酒造の常務、小山久理さんは「オリンピックへの期待の高まりとともに、東京の地酒を海外も含めてアピールしていきたい」と話しています。この日本酒は、都内のデパートや酒店などで数量限定で販売されます。「東京」の地名をブランドとして活用する動きは去年、多摩地域などにある都内の9つの酒造会社が協力して「東京銘醸倶楽部」と名付けた新たな日本酒を発売するなど広がりを見せています。
しかし、4年後のオリンピック開催に期待を込めて「東京」の地名をブランドとして打ちだそうと、40年ぶりに復活させました。
原料には秩父山系から東京の北部に流れこむ地下水を使いキレのいい後味に仕上げているということで、ラベルには外国人観光客も意識してローマ字の「TOKYO」という表記も加えています。
製造元の小山酒造の常務、小山久理さんは「オリンピックへの期待の高まりとともに、東京の地酒を海外も含めてアピールしていきたい」と話しています。この日本酒は、都内のデパートや酒店などで数量限定で販売されます。「東京」の地名をブランドとして活用する動きは去年、多摩地域などにある都内の9つの酒造会社が協力して「東京銘醸倶楽部」と名付けた新たな日本酒を発売するなど広がりを見せています。