ニュージーランド北島のネーピアにある国立水族館で飼育されていたタコが、自力で水槽から脱出して海へ帰った。
脱出に成功したのはオスのタコの「インキー」。地元メディアによると水槽上部に隙間があることを見抜いたインキーが誰もいないのを見計らい脱出。床を伝って海へとつながる直径15センチほどの配水管を通って逃げたという。
タコは頭がよく好奇心も旺盛。2015年にはシアトルの水族館でタコが水槽上部から脱走しようとしている姿をとらえた動画が話題になった。このときは飼育員の手により未遂に終わっている。
国立水族館のロブ・ヤレル館長は、「タコは頭が良く好奇心旺盛」とのことで、飼育されているうちにいろいろ学んだのだろうと推測している。なお、脱出したタコの捜索は行わない方針と発表している。現在はほかのタコが逃げないか監視を強めているらしい。
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