今日は大阪に出張してまして。
お客さんの所に去年入社した若い社員に商品を教えたり受発注を教えたりといろいろ面倒みてるんですけど、今日出会って早々「サキさん、なんかもうしんどくってダメなんっすよ、疲れてイライラしててついお客さんにまでイライラした対応しちゃって反省してるんっすよ」っていうんです。
「でもさあ、『イライラしてる自分』には気付いてるんでしょ?どんな原因があって自分がイライラしてて、それがダメなことなんだってわかってるんだったら大丈夫だよ」って話をしました。
「そうですよね、イライラしてる自分に気付いてるからダメだな、穏やかに穏やかにって思うんですよ」って言うから、ああこの子はやっぱり大丈夫だなって。若いけどしっかりしてるし周りの空気がよどんでる時には明るい声を出せるいい子なんですよ。
「そう、穏やかに穏やかに。お客さんを見たら札束だと思えって。くくくく」って言ったら「そうですよね、財布のお金全部吸い尽くすつもりで頑張りますよ』って(笑)もちろんお互い冗談ですけどw
一度落ち込んだらなかなか立ち直れない人とか、気持ちの切り替えが上手にできない人って「自分を第三者的な目で見る」ことを意識できないことが多いと思うんです。イライラしてるなら、「イライラしてる自分」というのを少し離れて見つめるような感じで「なんでイライラしてるんだろう」「どうやったらイライラは解消できるんだろう」って自分を見つめてやることで気持ちの切り替えがスムーズにできることがあります。
逆にポジティブな気分のときに「自分が気分よく過ごせている理由は何かな」と少し第三者的な目で自分を見てやることで、気分が落ち込んでる時の切り替えの方法が見つけられるときもありますし。自分を客観的な目で見ることが切り替えのためにいいんじゃないかと思います。
五郎丸選手とかイチロー選手のする「ルーティン」も同じ姿勢を取ることで「自分を客観的に見て、いつもと同じ行動、プレーをできるようにする」っていいますもんね。
僕は結構自分のことが好きなので(笑)いつもより身の回りの人に少しだけ親切にすることでネガティブなときは気持ちを切り替えることが出来ますwいや、落ちてる物をちょっと拾ってあげるとか、相手のしてほしそうなことをほんの少し手伝うとかそんなレベルだけですけどね。ほら、そういうときって相手が「ありがとう」って言ってくれたりするじゃない?「ありがとう」って言われるのって僕にとってはものすごくモチベーションが上がるんですよね。連呼されてもそれはそれでアレなんですが・・・。
もしイライラしてる人がいるなら、一度少し離れて見てみるといいかも、ってそれ幽体離脱か(笑)
ルーティンといえばこんな記事達が。