Xperia Z4 rootkit、安定化までもう一歩?

公開日: 2016年4月14日木曜日 root SO-03G Xperia Z4 号外

SHARP端末などのroot化で有名な方らしいのですが(すいませんSHARP端末はガラケーしか持ってないので…)、TwitterにてXperia Z4 SO-03G/SOV31をroot化するツールを配布しています。

さっそく使わせていただきましたm(_ _)m



確かにrootは取れた(っぽい)


Root Checkerもクリア。


suにも入れます。

SuperSUもインストールされており、root権限要求のポップアップに対して許可を与えることもできます。
また起動時に毎回root権限を確認するTitaniumBackupにも入れます。

が、僕の端末ではここまで。

というのも、起動はできるもののroot権限の必要な操作がうまくいきません。


  • システムアプリを削除しても「データを削除」状態となり、アプリ本体が残っている
  • 別のアプリ(ファイラー)でシステムをr/wマウントできない
  • BusyBox Installerもインストールできない
  • インストールされたSuperSUのsuバイナリのアップデートができない


など。

まぁ動いても(おそらく)リカバリがまだ無いんだけど…。

簡易的なブートループ現象を確認

きちんと同梱されているReadMeの通りにやらないと結構な確率で発生します。


  1. 開発者向けオプション → USBデバッグにチェック
  2. PCと接続、USBデバッグを許可
  3. install.batを起動
  4. しばらく待っていると端末が再起動するが、まだUSBケーブルは外さない
  5. install.batで使ったコマンドプロンプトは自動で閉じるので、Win+Rなどから呼び出す
  6. コマンドプロンプトより adb shell → su と入力
  7. ADB shellへのスーパーユーザーアクセスを許可


という手順を踏みます。

ADBコマンドを使うにはAndroid SDKなどの準備が必要ですが、入っていない場合は配布されているZIPの中の「files」フォルダの中(adb.exeが入っている場所)を表示してShift+右クリック、「コマンドウィンドウをここで開く」を選べば使えます。


ここまでやってようやくRoot Checkerをパスしました。

が、このツールではroot取得の手順に「AutoexecRun」というアプリを使っており、端末を再起動すると自動的にこのアプリが起動、画面が真っ暗になります。
そのまま少し待つとアプリが自動的に終了してホーム画面に戻るので、その後で操作を行います。

ところが再起動時にAutoexecRunが起動しないことがあったり、起動してもSuperSUに「suバイナリがない」と言われちゃったり、ちょっと動作が不安定な様子。

が、ここでドロワーから自分でAutoexecRunを起動すると、少ししてから端末が強制的に再起動されます
そしてその後自動でAutoexecRunが起動し、そのたびに再起動されます。
起動後になるため対処法は簡単なのですが、いわゆるブートループと呼べる現象です。

この現象が発生した場合、起動後に素早く「AutoexecRun」をアンインストールすれば改善されます。当然rootを取れなくなるので再度install.batからやり直しになります。

このため一度rootを取ったら極力再起動しないほうが良いのかもしれません。


しかしここから進めないため、現状やりたいことができません。まだ何か足りないのかな…。

そんな感じ。

0 件のコメント :

コメントを投稿

いつもご覧いただきありがとうございます。
質問やご意見がありましたらこちらからどうぞ。
返答まで時間がかかる可能性があります。