労働分配率は人件費率よりも重要
テーマ:人事マネジメント「付加価値とは」
たぶん、労働分配率の計算時に一番分かりづらいのがこの
付加価値という定義だと思います。
正式な計算方法とは違いますが、単純に
『売上額×利益率=売上総利益≒付加価値』
と計算するだけでも私は構わないと考えています。
大事なことは、今まで計算したことが無かったのであれば
凡その数値と相場と昨年との違いを知ることですからね。
一応、参考までに付加価値の正しい算出方法を記載しておき
ます。
日銀方式と中小企業庁方式という二つの計算方法があります。
もうこの辺から面倒くさいでしょ?
だから税理士や会計士の先生に丸投げした方がいいんです。
顧問料を払っている以上、良心的な先生であれば、そのくらいは
してくれます。
・中小企業庁方式(控除法)
付加価値= 売上高 - 外部購入価値
<製造業の場合>
付加価値(加工高)=売上高-(材料費+買入部品費+外注工賃)
<建設業の場合>
付加価値(加工高)=完成工事高-(材料・部品費+外注費)
<卸売業・小売業の場合>
売上総利益=売上高-売上原価
・日銀方式(加算法)
付加価値=経常利益+人件費+貸借料+金融費用+減価償却費+租税公課
上記計算方法がありますが、利益(売上高×利益率)で見るだけで
十分ではないかと。
毎年のデータを取ることの方が大事なことですからね。
労働分配率が人件費率より大事な理由は一つ。
売上高ではなく、利益でみるからです。
要は、売上をいくら出しても利益が無いなら経営状況は悪化します。
不動産業界や大手家電量販店などがいい例です。
売上高1兆円、、、だから何?利益は?というところです。
計算式からも人件費と粗利益との上昇傾向が同じペースであれば
毎年の労働分配率は変わりません。
しかし、人件費の上昇傾向に粗利益の上昇ペースが追いついかなければ
労働分配率は低下することになり、結果として経営環境は悪化する
わけです。
つまり、経営者として粗利益の増加ペースを上げるために営業効率の
改善や業務効率の改善をしなければいけません。
ですから社内のノウハウを集めて営業手法のマニュアル化なども
大事なことです。
ちなみに、人件費率が低くても労働分配率が高すぎる場合は経営的
には危ない状況と言えます
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