外資系では、文化の違いで気まずい状況になる時がある。
会社のエレベーターに乗ると、日本では女性がボタンを押すことが多いのではないか。
女性がサポート業務やお世話系の仕事につくことが多いからと思われる。
私はあんまりボタンの前には立たないようにしているけど、明らかに会社の偉い人と同乗した時は押すようにしている。
先日の話。
外国人の偉い人(男性)と、その部下の日本人(男性)でちょっと偉い人と、私(女性)の3人でエレベーターに乗った。
私はボタンの前に立って、1階についたので2人が降りるまで開くボタンを押して待っていた。
すると日本人の人は「ありがとう」と言って降りた。
私的にも何の問題もない。
しかし、外国人がドアを押さえて「あなたが先にどうぞ」とレディファーストを発揮した。
それならばと思い私は気軽にthank youと言って降りた。
「どうぞ、どうぞ」と譲り合うのもなんだかな〜と思って。
そこで日本人男性に気まずい思いをさせるとは気づかなかった。
彼は動揺して「日本人の癖でつい気が利かなくて、ごめんね〜」と焦って言った。
この一連の流れだと、先に降りた日本人が気が利かない人みたいになってしまったのだ。
なんか悪いことをしたな。
でも、どうすればいいのだ!
そもそもボタンを押さなきゃいいのか。
それだと私が気が利かない感じになって、気まずいじゃないか。
結局文化の違いを中和するために
「どうぞ、どうぞ」と譲り合った結果どっちかが折れる、
という一連のやりとりが必要なようだ。
面倒くさいな(笑)