サンダー - ポケモン育成論ORAS・XY
【6世代】帯サンダー【汎用・サイクル】
2015/03/26 22:23:08
HP : 90
攻撃: 90
防御: 85
特攻: 125
特防: 90
素早: 100
閲覧:70193登録:28件評価:4.94(16人)
サンダー
【 ポケモン図鑑 】
- 性格
- ひかえめ(特攻
攻撃
)
- 特性
- プレッシャー
- 努力値配分(努力値とは?)
- HP:252 / 防御:120 / 特攻:36 / 特防:100
実数値:197-86-120-165-123-120 - 覚えさせる技
- ボルトチェンジ / ねっぷう / めざめるパワー / はねやすめ
- 持ち物
- たつじんのおび
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考察
初投稿です。よろしくおねがいします。
このサンダーは私が使用している調整を>18何某さんが改良して下さったものです。
最近のトレンドはHBベースのゴツメサンダーのようですが、私は最低限の受けをしつつ役割対象をしっかり倒す帯サンダーの提案をします。
性格:控えめ
個体値: 31-偶-30-31-31-31
努力値: 252-×-120-36-100-0
実数値: 197-×-120-165-123-120
C:11n調整 B:マリルリの腹太鼓アクジェ最高乱数切り耐え D:ゲッコウガの珠冷B最高乱数切り耐え
努力値: 252-×-116-40-96-0
実数値: 197-×-120-165-122-120
エアカッターを使えなくなったことでDとSの実数値が1落とさざるを得なくなりゲッコウガの珠冷凍ビームの乱数が6.3%から12.5%になってしまっているので注意。
具体的には下記の通りです。
電気技は必須です。マリルリ、ファイアロー、ギャラドス等への遂行技。
火力を重視するなら10万ボルト、サイクル戦を意識するならボルトチェンジになるでしょう。私はサイクル戦で優位に立ちやすいボルトチェンジを推奨します。
ねっぷう
ナットレイやハッサム、ルカリオへの遂行技。
電気・飛行と攻撃面でも耐性面でも補完に優れたサブウエポンです。
抜く理由が無いですね。
羽休め
繰り出し回数を稼ぐことができるのでこちらも確定です。
後続のポケモンで状態異常を撒いていれば羽休めを連打しているだけで十分な負担になります。
先述した通り達人の帯ならガブリアスを中乱数で、メガボーマンダを高乱数で倒すことができます。
めざめるパワー飛行
エアカッターが採用できないoras環境で厳選するのは現実的ではありませんが、先述した通り達人の帯補正でH振りのメガフシギバナが確定2発になります。
タイプ一致なのに役割破壊程度の火力しか出ないのが歯がゆいですが...
パーティでメガフシギバナや格闘タイプが重い場合に採用すると良いと思います。
どくどく
流行のどくどくですね。
毒羽もアリですがこのサンダーは耐久ポケモンを無理矢理突破する事が目的ではないですので優先度は低めです。
エースポケモンの苦手なポケモンを処理しつつ、後攻又は交換際のボルトチェンジでエースポケモンの無償降臨を狙います。
仮想敵1 ファイアロー
鉢巻きを持ったアタッカーからゴツゴツメットを持った物理受け、追い風脱出サポートまで何でもこなすポケモンですね。
そのファイアローのA特化珠ブレイブバード+フレアドライブを確定耐えするので受け出しから狩ることができます。剣の舞や交換読みのフレアドライブには気をつけて下さい。
羽休めでボルトチェンジを等倍で受けられてしまうことが多々あります。相手が拘りでないと判断したら慎重に選択を行った方がいいでしょう。
仮想敵2 マリルリ
優秀な技範囲に耐性、悪くない耐久値、腹太鼓で全抜きも狙える優秀なポケモンですね。このサンダーのマリルリへの役割は倒し切るというよりも腹太鼓後のストッパーとしての役割が大きいです。
体力満タンのマリルリに対してはボルトチェンジでは倒しきれずに後続に繫いでしまうので後続にもある程度マリルリを見ることのできるポケモンを置いておくと安定するでしょう。
仮想敵3 ガブリアス
大正義ガブリアスですね。
めざめるパワー氷を採用する場合このポケモンが主な仮想的になります。
とは言え帯補正込みでも中乱数なんですが...
少しでも削れていたりしていれば倒せますし、最悪後続の先制圏内に入れられます。
対面すると剣の舞を積んでくることが多かったので後続でドラゴンを受けられる先制技持ちがいると更に安定します。エアカッターを採用している場合は剣の舞の起点にされかねないので素直に引きましょう。
仮想敵4 メガボーマンダ
ORASでメガ進化が解禁され圧倒的な火力と両刀も可能な種族値から非常に受けることが難しいポケモンですが、この調整であれば特化捨て身タックル+無振り流星群確定耐えと特化ハイパーボイス+特化流星群も確定で耐えることができます。余談ですが前者はHBベースのサンダーでも受けることが可能ですが後者はHBベースでは55%乱数の乱数で落ちてしまいますね。そして返しのめざ氷で高乱数1発を取ることができるのでメガボーマンダへの安定した回答になるのではないでしょうか。捨て身+逆鱗は個体数の少なさから切っています。
仮想敵5 メガルカリオ
物理特殊どちらもこなせる読みづらく受けづらい高火力のアタッカーですね。
サンダーはメガルカリオのタイプ一致技を両方とも半減にすることができ、帯補正がかかれば返しのねっぷうで確定1発を取ることができます。
インファを撃たれる分には意味の無い調整ですが、特殊型の方が今の環境には多いですし熱風耐えを知っていて積み技を使ってくることもありました。
処理する際に気をつけたいのがステルスロックですね。
陽気A252メガルカリオの剣の舞インファイトがこのサンダーに対して75.1%〜88.8%だけ入ります。ステロ込みで確定になってしまうんですね。
ステルスロックを撒かれてしまうのは仕方ないのでなるべく起点を作らせない立ち回りをしましょう。
仮想敵6 ギルガルド
フォルムチェンジで種族値以上の性能を持つ鋼最強ポケモンの一角ですね。
ギルガルドからのシャドーボールはサンダーに確定3発です。つまり、Dダウンを引かない限りこちらは有利なじゃんけんを仕掛けられるわけです。
熱風で確定2発なので負担をかけても良いですが、弱点保険シャドーボール+かげうちで確定なので気をつけて下さい。
剣の舞を舞ってくるギルガルドに対してもあちらの有効打は基本的に影打しかないので打ち勝つことができます。
仮想敵7 メガハッサム、ナットレイ
ねっぷうで4倍弱点を突くことのできるメジャーポケモンですね。
両方ともHD特化でもして無い限り帯補正込みで確定1発にすることができます。
ナットレイの電磁波無効も嬉しい仕様変更です。
仮想敵8 メガフシギバナ
メガ進化して火力と耐久が上がっただけでなく厚い脂肪という特性で弱点が突きにくく草タイプの嫌らしい補助技も合わさって突破の難しいポケモンですよね。
めざ飛行を採用する場合、一番の仮想敵はこのポケモンになります。
H振りなら確定2発、HD特化でも確定3発なので十分な負担になります。
仮想敵9 ローブシン
第5世代を代表する格闘ポケモンの1匹ですね。
突撃チョッキによるタイマン性能の向上とサザンガルドを1匹で見られるということで一時期注目が集まりました。
A特化ローブシンの冷凍パンチでサンダーは確定2発ですが余程Dに振ったチョッキローブシンでなければこちらもめざ飛行で確定2発です。上から殴って倒してしまいましょう。特性や持ち物による火力補正無しならドレインパンチ→冷凍パンチ→マッハパンチも確定で耐えます。
シーズン4では一番流行った組み合わせではないでしょうか。
バシャーモの苦手なファイアローやマリルリ、ギャラドス等ををサンダーで処理し、バシャーモの一貫を作る並びです。
バシャーモをエースに据えるなら一貫してしまうフェアリーや水、ドラゴンの一貫を消せるナットレイを一緒に入れるのがおすすめです。エアカッター搭載のサンダーならこの並びに強気に出てくるHBベースのメガフシギバナを狩ることができます。
ハッサム
とんボルチェンで常に有利対面作りつつ負担をかけられるコンビですね。
耐久に厚く振ってラティオスへのトス役をやるも良し。
Aに大きく振って、ある程度相手が削れてきたら剣の舞で全抜きを狙うも良し。
バンギラス
バンギラスの苦手な格闘、鋼、水に対して役割を持て、地面を空かすことができます。
特に竜の舞を積んでも先制で抜群技を撃たれてしまうローブシン、ハッサム、ルカリオ、マリルリを後だしから見られるのでとても心強いです。キノガッサはサンダーがSを抜かれてる以上厳しいです。
メガサーナイト
メガサーナイトの苦手なポケモンの多くをサンダーで見ることができます。
サンダーで有利対面を作ったらボルトチェンジで交換先に負担をかけつつハイパーボイス圏内に入れて一貫を取りましょう。
こちらはC36で帯補正込みでの計算を行います。
↑↓はランク補正です。
メガガルーラ 38.6%〜46.4%
H228D12マリルリ 99%〜116.6% (87.5%)
メガギャラドス 80.1%〜94.1%
H244メガギャラドス 68.1%〜80%
H252水ロトム 42.6%〜50.3%
ファイアロー 147.7%〜175.8%
H172D4ファイアロー 127.4%〜152%
H252ファイアロー 122.1%〜145.4%
ボルトチェンジ
メガガルーラ 30.3%〜36.4%
H244D4マリルリ 75.4%〜89.2%(腹太鼓後確定1発)
メガギャラドス 60.2%〜73%
H244メガギャラドス 51.2%〜62.1%
H252水ロトム 33.1%〜40.1%
ファイアロー 114.3%〜136.6%
H172ファイアロー 100%〜119.4%
H252ファイアロー 97.2%〜114%(75%)
ねっぷう
H252ナットレイ 116.5%〜138.1%
慎重HDナットレイ 87.2%〜103.3%(18.8%)
H236メガハッサム 137.1%〜161.7%
慎重HDメガハッサム 98.8%〜117.7%(87.5%)
メガルカリオ 107.5%〜127.5%
H252ギルガルド 50.2%〜60.4%
氷ゲッコウガ 106.1%〜125.8%
厚い脂肪マンムー 49.1%〜58.3% (98.4%)
めざめるパワー氷
ガブリアス 94.5%〜112.5%(62.5%)
メガボーマンダ 95.3%〜115.2%(81.3%)
霊獣ランドロス 110.9%〜131.7%
H84霊獣ランドロス 104%〜123.4%
H228グライオン 104.4%〜126.2%
めざ飛行
H252メガフシギバナ 54%〜63.1%
慎重HDメガフシギバナ 39.5%〜47.5%
H212ローブシン 77.7%〜91.7%
H212D20チョッキローブシン 49.7%〜60.3%(99.61%)
→叩き落とす後 41.5%〜50.2%(0.39%)
メガヘラクロス 139.3%〜167%
H252メガヘラクロス 115.5%〜138.5%
D下降補正バシャーモ 107%〜127%
バシャーモ 94.1%〜112.9%(68.8%)
メガバシャーモ 88.3%〜103.8%(18.8%)
H252メガバシャーモ 73.2%〜86%
どのメガバシャーモもフレアドライブの反動込みなら確定1発
A182鉢巻きガブリアスの逆鱗 78.1%〜92.8%
A200鉢巻きガブリアスの逆鱗 85.7%〜102%(12.5%)
A182ガブリアスのストーンエッジ 57.8%〜69%
A177メガガルーラのねこだまし 16.7%〜20.3%
A177メガガルーラの恩返し 43.1%〜51.7%
A177メガガルーラの捨て身タックル 50.7%〜59.8%
A216メガボーマンダの捨て身タックル 40.1%〜47.2%(+無補正無振り流星群確定耐え)
A112マリルリのじゃれつく 47.7%〜56.8%
A112マリルリの腹太鼓アクアジェット 85.7%〜101%(6.3%)
A197↑↑メガルカリオの適応力インファイト 75.1%〜88.8%
A207↑メガギャラドスの氷の牙 63.9%〜76.1%
A146珠ファイアローのブレイブバード 27.9%〜32.4%
A146珠ファイアローのフレアドライブ 55.3%〜65.4%(珠ブレバ+フレドラ確定耐え)
A146鉢巻きファイアローのブレイブバード 31.4%〜37%
A146鉢巻きファイアローのフレアドライブ 62.9%〜74.6%
A211ローブシンのドレインパンチ 19.2%〜22.8%
→羽休め時 38.5%〜45.6%
A211ローブシンの冷凍パンチ 51.7%〜60.9%
A211鉄の拳ローブシンの冷凍パンチ 60.9%〜72%
A211根性ローブシンの冷凍パンチ 75.1%〜89.3%
A211珠力ずくローブシンの冷凍パンチ 85.7%〜101.5%(12.5%)
C142メガフシギバナのヘドロばくだん 29.4%〜35.5%
C191メガフシギバナのヘドロばくだん 40.1%〜47.7%
C222ギルガルドのシャドーボール 41.6%〜49.2%
C155珠ゲッコウガの変幻自在冷凍ビーム 84.2%〜100.5%(6.3%)
C182眼鏡ラティオスの流星群 82.2%〜97.4%
C194サザンドラの流星群 88.3%〜104% (25%)
C189メガボーマンダのハイパーボイス 25.8%〜30.4%
C189メガボーマンダの流星群 56.8%〜67.5%
C140メガボーマンダの流星群 42.6%〜50.7%
こちらのパーティ
メガバシャーモ、サンダー、ナットレイ、マリルリ、メガバンギラス、ラティオス
お相手のパーティ
クレセリア、ポリゴン2、ナットレイ、ファイアロー、バシャーモ、ガブリアス
少し長いですが終盤でのナットレイ確定1発調整が活きた試合でした。
マリルリが毒を外したときは台パンしてました。
こちらのパーティ
メガバシャーモ、サンダー、ナットレイ、マリルリ、メガバンギラス、ラティオス
お相手のパーティ
ガブリアス、サザンドラ、クレセリア、ヒードラン、フシギバナ、ローブシン
エアカッターを搭載することによる格闘への役割を見せられた試合でした。
悠長に居座ってきたローブシンに帯エアカッターで大きな負担をかけ、バンギラスの一貫を作ることができましたね。マリルリがアクジェを撃たなかったのはどう考えてもプレミでした。
こちらのパーティ
メガバシャーモ、サンダー、ハッサム、メガサーナイト、バンギラス、カイリュー
お相手のパーティ
バンギラス、ランドロス、ファイアロー、ニンフィア、ナットレイ、ルカリオ
ランドルカアローを1匹で壊滅させてしまいました。
恐らくお相手さんはC無振りのゴツメサンダーと読んでの悪だくみでしたが、そこで帯補正込みの確1調整が活きましたね。途中羽休めを連打しているのは大爆発警戒です。
このサンダーは私が使用している調整を>18何某さんが改良して下さったものです。
最近のトレンドはHBベースのゴツメサンダーのようですが、私は最低限の受けをしつつ役割対象をしっかり倒す帯サンダーの提案をします。
- HABCDS等いくつか略称を使います。
- ダメージ計算はポケモントレーナー天国XYを使用させてもらいました。
ステータス
特性:プレッシャー性格:控えめ
個体値: 31-偶-30-31-31-31
努力値: 252-×-120-36-100-0
実数値: 197-×-120-165-123-120
C:11n調整 B:マリルリの腹太鼓アクジェ最高乱数切り耐え D:ゲッコウガの珠冷B最高乱数切り耐え
- めざめるパワー飛行個体の場合
努力値: 252-×-116-40-96-0
実数値: 197-×-120-165-122-120
エアカッターを使えなくなったことでDとSの実数値が1落とさざるを得なくなりゲッコウガの珠冷凍ビームの乱数が6.3%から12.5%になってしまっているので注意。
達人の帯の有用性
サンダーは広い技範囲から的確に効果抜群を突くことで役割を遂行するポケモンなのでデメリット無しで火力補正の利き、役割対象を確定1発乃至は確定2発で倒し切ることができるようになる達人の帯はとてもサンダーに合った持ち物だと思います。具体的には下記の通りです。
- ボルトチェンジ
- めざめるパワー氷
- ねっぷう
- めざめるパワー飛行
確定技
電気技(10万ボルトorボルトチェンジ)電気技は必須です。マリルリ、ファイアロー、ギャラドス等への遂行技。
火力を重視するなら10万ボルト、サイクル戦を意識するならボルトチェンジになるでしょう。私はサイクル戦で優位に立ちやすいボルトチェンジを推奨します。
ねっぷう
ナットレイやハッサム、ルカリオへの遂行技。
電気・飛行と攻撃面でも耐性面でも補完に優れたサブウエポンです。
抜く理由が無いですね。
羽休め
繰り出し回数を稼ぐことができるのでこちらも確定です。
後続のポケモンで状態異常を撒いていれば羽休めを連打しているだけで十分な負担になります。
選択技
めざめるパワー氷先述した通り達人の帯ならガブリアスを中乱数で、メガボーマンダを高乱数で倒すことができます。
めざめるパワー飛行
エアカッターが採用できないoras環境で厳選するのは現実的ではありませんが、先述した通り達人の帯補正でH振りのメガフシギバナが確定2発になります。
タイプ一致なのに役割破壊程度の火力しか出ないのが歯がゆいですが...
パーティでメガフシギバナや格闘タイプが重い場合に採用すると良いと思います。
どくどく
流行のどくどくですね。
毒羽もアリですがこのサンダーは耐久ポケモンを無理矢理突破する事が目的ではないですので優先度は低めです。
運用方法と仮想敵
運用方法エースポケモンの苦手なポケモンを処理しつつ、後攻又は交換際のボルトチェンジでエースポケモンの無償降臨を狙います。
仮想敵1 ファイアロー
鉢巻きを持ったアタッカーからゴツゴツメットを持った物理受け、追い風脱出サポートまで何でもこなすポケモンですね。
そのファイアローのA特化珠ブレイブバード+フレアドライブを確定耐えするので受け出しから狩ることができます。剣の舞や交換読みのフレアドライブには気をつけて下さい。
羽休めでボルトチェンジを等倍で受けられてしまうことが多々あります。相手が拘りでないと判断したら慎重に選択を行った方がいいでしょう。
仮想敵2 マリルリ
優秀な技範囲に耐性、悪くない耐久値、腹太鼓で全抜きも狙える優秀なポケモンですね。このサンダーのマリルリへの役割は倒し切るというよりも腹太鼓後のストッパーとしての役割が大きいです。
体力満タンのマリルリに対してはボルトチェンジでは倒しきれずに後続に繫いでしまうので後続にもある程度マリルリを見ることのできるポケモンを置いておくと安定するでしょう。
仮想敵3 ガブリアス
大正義ガブリアスですね。
めざめるパワー氷を採用する場合このポケモンが主な仮想的になります。
とは言え帯補正込みでも中乱数なんですが...
少しでも削れていたりしていれば倒せますし、最悪後続の先制圏内に入れられます。
対面すると剣の舞を積んでくることが多かったので後続でドラゴンを受けられる先制技持ちがいると更に安定します。エアカッターを採用している場合は剣の舞の起点にされかねないので素直に引きましょう。
仮想敵4 メガボーマンダ
ORASでメガ進化が解禁され圧倒的な火力と両刀も可能な種族値から非常に受けることが難しいポケモンですが、この調整であれば特化捨て身タックル+無振り流星群確定耐えと特化ハイパーボイス+特化流星群も確定で耐えることができます。余談ですが前者はHBベースのサンダーでも受けることが可能ですが後者はHBベースでは55%乱数の乱数で落ちてしまいますね。そして返しのめざ氷で高乱数1発を取ることができるのでメガボーマンダへの安定した回答になるのではないでしょうか。捨て身+逆鱗は個体数の少なさから切っています。
仮想敵5 メガルカリオ
物理特殊どちらもこなせる読みづらく受けづらい高火力のアタッカーですね。
サンダーはメガルカリオのタイプ一致技を両方とも半減にすることができ、帯補正がかかれば返しのねっぷうで確定1発を取ることができます。
インファを撃たれる分には意味の無い調整ですが、特殊型の方が今の環境には多いですし熱風耐えを知っていて積み技を使ってくることもありました。
処理する際に気をつけたいのがステルスロックですね。
陽気A252メガルカリオの剣の舞インファイトがこのサンダーに対して75.1%〜88.8%だけ入ります。ステロ込みで確定になってしまうんですね。
ステルスロックを撒かれてしまうのは仕方ないのでなるべく起点を作らせない立ち回りをしましょう。
仮想敵6 ギルガルド
フォルムチェンジで種族値以上の性能を持つ鋼最強ポケモンの一角ですね。
ギルガルドからのシャドーボールはサンダーに確定3発です。つまり、Dダウンを引かない限りこちらは有利なじゃんけんを仕掛けられるわけです。
熱風で確定2発なので負担をかけても良いですが、弱点保険シャドーボール+かげうちで確定なので気をつけて下さい。
剣の舞を舞ってくるギルガルドに対してもあちらの有効打は基本的に影打しかないので打ち勝つことができます。
仮想敵7 メガハッサム、ナットレイ
ねっぷうで4倍弱点を突くことのできるメジャーポケモンですね。
両方ともHD特化でもして無い限り帯補正込みで確定1発にすることができます。
ナットレイの電磁波無効も嬉しい仕様変更です。
仮想敵8 メガフシギバナ
メガ進化して火力と耐久が上がっただけでなく厚い脂肪という特性で弱点が突きにくく草タイプの嫌らしい補助技も合わさって突破の難しいポケモンですよね。
めざ飛行を採用する場合、一番の仮想敵はこのポケモンになります。
H振りなら確定2発、HD特化でも確定3発なので十分な負担になります。
仮想敵9 ローブシン
第5世代を代表する格闘ポケモンの1匹ですね。
突撃チョッキによるタイマン性能の向上とサザンガルドを1匹で見られるということで一時期注目が集まりました。
A特化ローブシンの冷凍パンチでサンダーは確定2発ですが余程Dに振ったチョッキローブシンでなければこちらもめざ飛行で確定2発です。上から殴って倒してしまいましょう。特性や持ち物による火力補正無しならドレインパンチ→冷凍パンチ→マッハパンチも確定で耐えます。
- 他にも仮想敵になり得るポケモンはいますが、私が調整する際に意識したポケモンを主に記載させていただきました。
相性のいい並び
バシャーモシーズン4では一番流行った組み合わせではないでしょうか。
バシャーモの苦手なファイアローやマリルリ、ギャラドス等ををサンダーで処理し、バシャーモの一貫を作る並びです。
バシャーモをエースに据えるなら一貫してしまうフェアリーや水、ドラゴンの一貫を消せるナットレイを一緒に入れるのがおすすめです。エアカッター搭載のサンダーならこの並びに強気に出てくるHBベースのメガフシギバナを狩ることができます。
ハッサム
とんボルチェンで常に有利対面作りつつ負担をかけられるコンビですね。
耐久に厚く振ってラティオスへのトス役をやるも良し。
Aに大きく振って、ある程度相手が削れてきたら剣の舞で全抜きを狙うも良し。
バンギラス
バンギラスの苦手な格闘、鋼、水に対して役割を持て、地面を空かすことができます。
特に竜の舞を積んでも先制で抜群技を撃たれてしまうローブシン、ハッサム、ルカリオ、マリルリを後だしから見られるのでとても心強いです。キノガッサはサンダーがSを抜かれてる以上厳しいです。
メガサーナイト
メガサーナイトの苦手なポケモンの多くをサンダーで見ることができます。
サンダーで有利対面を作ったらボルトチェンジで交換先に負担をかけつつハイパーボイス圏内に入れて一貫を取りましょう。
- 私自身このサンダーを使って回したのが上記の並びだけなのでこれ以上のことは書けませんが、面白い並びを見つけたら随時更新していこうと思います。
ダメージ計算
記載無しは4振りです。こちらはC36で帯補正込みでの計算を行います。
↑↓はランク補正です。
- 与ダメ
メガガルーラ 38.6%〜46.4%
H228D12マリルリ 99%〜116.6% (87.5%)
メガギャラドス 80.1%〜94.1%
H244メガギャラドス 68.1%〜80%
H252水ロトム 42.6%〜50.3%
ファイアロー 147.7%〜175.8%
H172D4ファイアロー 127.4%〜152%
H252ファイアロー 122.1%〜145.4%
ボルトチェンジ
メガガルーラ 30.3%〜36.4%
H244D4マリルリ 75.4%〜89.2%(腹太鼓後確定1発)
メガギャラドス 60.2%〜73%
H244メガギャラドス 51.2%〜62.1%
H252水ロトム 33.1%〜40.1%
ファイアロー 114.3%〜136.6%
H172ファイアロー 100%〜119.4%
H252ファイアロー 97.2%〜114%(75%)
ねっぷう
H252ナットレイ 116.5%〜138.1%
慎重HDナットレイ 87.2%〜103.3%(18.8%)
H236メガハッサム 137.1%〜161.7%
慎重HDメガハッサム 98.8%〜117.7%(87.5%)
メガルカリオ 107.5%〜127.5%
H252ギルガルド 50.2%〜60.4%
氷ゲッコウガ 106.1%〜125.8%
厚い脂肪マンムー 49.1%〜58.3% (98.4%)
めざめるパワー氷
ガブリアス 94.5%〜112.5%(62.5%)
メガボーマンダ 95.3%〜115.2%(81.3%)
霊獣ランドロス 110.9%〜131.7%
H84霊獣ランドロス 104%〜123.4%
H228グライオン 104.4%〜126.2%
めざ飛行
H252メガフシギバナ 54%〜63.1%
慎重HDメガフシギバナ 39.5%〜47.5%
H212ローブシン 77.7%〜91.7%
H212D20チョッキローブシン 49.7%〜60.3%(99.61%)
→叩き落とす後 41.5%〜50.2%(0.39%)
メガヘラクロス 139.3%〜167%
H252メガヘラクロス 115.5%〜138.5%
D下降補正バシャーモ 107%〜127%
バシャーモ 94.1%〜112.9%(68.8%)
メガバシャーモ 88.3%〜103.8%(18.8%)
H252メガバシャーモ 73.2%〜86%
どのメガバシャーモもフレアドライブの反動込みなら確定1発
- 被ダメ
A182鉢巻きガブリアスの逆鱗 78.1%〜92.8%
A200鉢巻きガブリアスの逆鱗 85.7%〜102%(12.5%)
A182ガブリアスのストーンエッジ 57.8%〜69%
A177メガガルーラのねこだまし 16.7%〜20.3%
A177メガガルーラの恩返し 43.1%〜51.7%
A177メガガルーラの捨て身タックル 50.7%〜59.8%
A216メガボーマンダの捨て身タックル 40.1%〜47.2%(+無補正無振り流星群確定耐え)
A112マリルリのじゃれつく 47.7%〜56.8%
A112マリルリの腹太鼓アクアジェット 85.7%〜101%(6.3%)
A197↑↑メガルカリオの適応力インファイト 75.1%〜88.8%
A207↑メガギャラドスの氷の牙 63.9%〜76.1%
A146珠ファイアローのブレイブバード 27.9%〜32.4%
A146珠ファイアローのフレアドライブ 55.3%〜65.4%(珠ブレバ+フレドラ確定耐え)
A146鉢巻きファイアローのブレイブバード 31.4%〜37%
A146鉢巻きファイアローのフレアドライブ 62.9%〜74.6%
A211ローブシンのドレインパンチ 19.2%〜22.8%
→羽休め時 38.5%〜45.6%
A211ローブシンの冷凍パンチ 51.7%〜60.9%
A211鉄の拳ローブシンの冷凍パンチ 60.9%〜72%
A211根性ローブシンの冷凍パンチ 75.1%〜89.3%
A211珠力ずくローブシンの冷凍パンチ 85.7%〜101.5%(12.5%)
C142メガフシギバナのヘドロばくだん 29.4%〜35.5%
C191メガフシギバナのヘドロばくだん 40.1%〜47.7%
C222ギルガルドのシャドーボール 41.6%〜49.2%
C155珠ゲッコウガの変幻自在冷凍ビーム 84.2%〜100.5%(6.3%)
C182眼鏡ラティオスの流星群 82.2%〜97.4%
C194サザンドラの流星群 88.3%〜104% (25%)
C189メガボーマンダのハイパーボイス 25.8%〜30.4%
C189メガボーマンダの流星群 56.8%〜67.5%
C140メガボーマンダの流星群 42.6%〜50.7%
参考バトルビデオ
この調整が刺さった試合が撮れたら随時更新していきます。- 495W-WWWW-WWW8-R7F2
こちらのパーティ
メガバシャーモ、サンダー、ナットレイ、マリルリ、メガバンギラス、ラティオス
お相手のパーティ
クレセリア、ポリゴン2、ナットレイ、ファイアロー、バシャーモ、ガブリアス
少し長いですが終盤でのナットレイ確定1発調整が活きた試合でした。
マリルリが毒を外したときは台パンしてました。
- SWNW-WWWW-WWW8R7HE
こちらのパーティ
メガバシャーモ、サンダー、ナットレイ、マリルリ、メガバンギラス、ラティオス
お相手のパーティ
ガブリアス、サザンドラ、クレセリア、ヒードラン、フシギバナ、ローブシン
エアカッターを搭載することによる格闘への役割を見せられた試合でした。
悠長に居座ってきたローブシンに帯エアカッターで大きな負担をかけ、バンギラスの一貫を作ることができましたね。マリルリがアクジェを撃たなかったのはどう考えてもプレミでした。
- YGQW-WWWW-WWW9-35JE
こちらのパーティ
メガバシャーモ、サンダー、ハッサム、メガサーナイト、バンギラス、カイリュー
お相手のパーティ
バンギラス、ランドロス、ファイアロー、ニンフィア、ナットレイ、ルカリオ
ランドルカアローを1匹で壊滅させてしまいました。
恐らくお相手さんはC無振りのゴツメサンダーと読んでの悪だくみでしたが、そこで帯補正込みの確1調整が活きましたね。途中羽休めを連打しているのは大爆発警戒です。
ここまで見ていただいてありがとうございます。
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