BABYMETAL”METAL RESISTANCE”感想レビュー!歌詞 国内盤/海外EU盤/THE ONE盤の違い

4月1日に待望のBABYMETAL 2ndアルバム『METAL RESISTANCE』が発売されてから2週間程経ちました。

初聴でレビューすると薄っぺらくなっちゃいそうなので、少し聞き込んだところで感想等書いてみたいと思います。


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国内盤・海外EU盤・THE ONE盤の違い


まずは、各盤の収録曲の違いなんかを。


●国内盤





1. Road of Resistance
2. KARATE
3. あわだまフィーバー
4. ヤバッ!
5. Amore – 蒼星 –
6. META!メタ太郎
7. シンコペーション
8. GJ!
9. Sis. Anger
10. NO RAIN, NO RAINBOW
11. Tales of The Destinies
12. THE ONE

※初回盤は「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2015」のDVD付。


とりあえずこれが基本と考えればいいんでしょうかね。

初回盤はジャケが違うわけですが、これがめちゃくちゃかっこいい(笑)




買ってないんですけど、このジャケには惹かれちゃいますね…。

通常盤に関しては先行配信の『KARATE』をiTunes Storeで購入していたんですが、アルバムリリース後、『シンコペーション』以外の曲はApple Musicで手に入りました。

『シンコペーション』はiTunes Storeでも配信されていないようでCDを購入しないと手に入らないようですね。


●THE ONE LIMITED EDITION


babymetal metal resistance the one

1. Road of Resistance
2. KARATE
3. あわだまフィーバー
4. ヤバッ!
5. Amore – 蒼星 –
6. META!メタ太郎
7.シンコペーション
8. GJ!- ご褒美編 –
9. Sis. Anger
10. NO RAIN, NO RAINBOW
11. Tales of The Destinies
12. THE ONE – Unfinished ver. –

※豪華パッケージ仕様に、「APOCRYPHA – THE BLACK MASS -」&「APOCRYPHA – THE RED MASS -」が収録されたBlu-ray付。


こんな感じになってます。


metal resistance the one

metal resistance the one

metal resistance the one

LPより一回り小さいくらいのサイズです。

パッケージが入ってる箱までかっこいいです。


metal resistance the one

GJ!』は”– ご褒美編 –“となっており、歌詞とアレンジが若干違います。

THE ONE』はNHK特番「BABYMETAL革命」でも披露された”Unfinished ver.“。

この辺はレビューで詳しく書きます。


●海外EU盤





1.Road of Resistance
2.KARATE
3.Awadama Fever
4.YAVA!
5.Amore
6.Meta Taro
7.From Dusk Till Dawn
8.GJ!
9.Sis. Anger
10.No Rain, No Rainbow
11.Tales of The Destinies
12.THE ONE – English ver. –


海外EU盤は『シンコペーション』がなく、『From Dusk Till Dawn』が収録されています。

THE ONE』は通常版の英語バージョン。


『METAL RESISTANCE』感想レビュー



1.Road of Resistance





作詞:KITSUNE of METAL GOD、MK-METAL、KxBxMETAL
作曲:Mish-Mosh、NORiMETAL、KYT-METAL
編曲:教頭


この曲に関しては配信されて1年以上経つのでいまさらレビューって感じでもないですね。

公開当時の記事はこちら
BABYMETAL新曲”ROAD OF RESISTANCE”視聴トレーラー再生回数35万回超え
BABYMETAL新曲”ROAD OF RESISTANCE”視聴トレーラー感想


BABYMETALの活動の中ではありえない事がどんどん巻き起こりますが、DragonForce(ドラゴンフォース)のサム・トットマンハーマン・リが参加したと初めて聞いたときも随分驚かされたものです。

もうすっかりお馴染みの曲になっていて、ライブでも主に終盤の盛り上がりどころでプレイされる重要な曲になっています。

なので後半に来てもいい気がしますし1曲目にしてはちょっとうるさい感じもするんですが、他の曲との兼ね合いを考えると後半には入りにくいでしょうね。

今更勿体ぶってもアレですし、『METAL RESISTANCE』のプロローグ的に1曲目というのはいいと思います。

イントロもまさにプロローグっぽいですもんね。

ただ、今は他の新曲たちが聴きたいので飛ばしてしまいがちです(笑)


2.KARATE





作詞・作曲:Yuyoyuppe
編曲:YUPPEMETAL


こちらもつい先日先行配信されて別記事でレビューしています。

BABYMETAL 新曲「KARATE」の歌詞と感想・評価


こういうミドルテンポでヘヴィーな曲って今までありませんでしたし、速い曲が並んでる中でいいスパイスになりますね。

ほんとかっこよくて気持ち良い曲です。

シングル的に先行で配信された2曲をまず最初に持ってきちゃうあたり潔さを感じますね。

普通アルバム内に散りばめますよね。

そして、まだまだいい曲ありまっせっていう自信が感じられますし期待しちゃいます。

もちろん期待は裏切りません。


3.あわだまフィーバー


作詞:MK-METAL、KxBxMETAL
作曲・編曲:TAKESHI UEDA


初めて披露されたのは、2014年豊洲PITで行われた『APOCRYPHA – S SU-METAL聖誕祭』でした。

SU-METAL聖誕祭新曲”あわあわ”はギミチョコ同様TAKESHI UEDA氏作曲か!?


『ギミチョコ!!』と同じく作曲者はTAKESHI UEDA氏でUEDA節が炸裂したナイスな1曲です。

“THE MAD CAPSULE MARKETSが青春だった”なんて人にもたまらない1曲ですよね。

ライブでも定番のナンバーになっているのですっかりお馴染みです。

で、個人的にはライブで聴くのが楽しみな1曲だったりします。

イントロや間奏のギターとリズムが気持ちいいんですよね~。

そして、サビの突き抜け感がまたゾクゾクしちゃいます。


音源としては初めて聴いたわけですが、ライブでばかり聴いてたので最初の頃は楽器の音量が小さくてちょっと寂しい感じがしましたね(笑)

もう聴き慣れちゃいましたが。

安直とも言えるサビの「オーイェー」というコーラスもロックな感じ(言葉自体は)で良いですね~。

なおかつ囁く感じなのがまたギャップがあっていいです。

歌詞も『ギミチョコ!!』同様深い意味はありませんが、曲のイメージにハマってますね。

チョコ“に対して”ガム“です。

何しろキャッチーで老若男女を問わず楽しめる1曲ですね。


4.ヤバッ!


作曲:NAKAMETAL、MK-METAL、KxBxMETAL
作曲:NORiMETAL
編曲:YUPPEMETAL


こちらもライブではすでにプレイされている曲です。

初披露は昨年幕張メッセで行われた「巨大天下一メタル武道会」でした。

BABYMETAL 幕張メッセ”巨大天下一メタル武道会”感想レポ&セットリスト!http://babymetal.me/2201.html

邦ギターロック/歌謡ロックを彷彿とさせる感じがありますね。

Aメロの裏打ちギターが印象的です。

メロも非常に歌謡曲的でファン以外の方も聴きやすいんじゃないでしょうか。

「ピッポパッポピッポパッポピー」も思わず一緒に口ずさみたくなってしまいます。

歌詞カードを見るまで「ピッとパッとピッとパッとピー」だと思っていたんですが、大して変わりませんね(笑)


とはいえヘヴィーなギターだったり間奏部分のラウドロックな展開だったり、メタルエッセンスはしっかり盛り込まれています。

『4の歌』と同じく「DIE!」というデスボイスシャウトがまたなんとも安直なメタルセンスで思わずニヤリとしちゃいます。

やっぱりこれはMETALLICAの『Creeping Death』オマージュなんですかね。


と、ここまで先行配信だったりライブで披露されていたり、すでに公開されている曲を一気に持ってきています。

5.Amore – 蒼星 –


作詞:NORiMETAL、MK-METAL、KxBxMETAL
作曲:NORiMETAL
編曲:教頭


5曲目にしてやっと初めて聴く曲を耳にするわけですが、なんですか、この超名曲は(笑)

かっこいいったらありゃしない。

やっと新曲聴けたーと思ったらコレなので激テンション上がっちゃいましたよね。

まさに正統派メロディックスピードメタルな感じな1曲。

Aメロ~Bメロ~サビまで曲の展開もメロも非常にドラマチックで凝ってますね。

Bメロの動きのあるコード進行が印象的です。


その界隈のバンドと比べても引けを取らないですし、というか良い意味でメタルバンドのそれとはやっぱり明らかに違いますし、BABYMETAL流のメロスピ路線を確立した感があります。

SU-METALソロ曲なので1stでいうところ『紅月』的な位置づけの曲なんだと思いますが、そちらはなんだかんだ”Xオマージュ“なネタ曲と言えないこともなく、『Amore』に関してはBABYMETAL以外の何物でもないという感じ。

もちろんイントロのギターだったりは”メロスピよくある感”はあるんですが、それはオプション的なものでしかなく、あくまで根本に”BABYMETAL“を感じます。

個人的な感じ方ですが、1stのときは”オマージュ”や”ネタ感”が先行してましたからね。

この辺、また最後でまとめたいと思いますが、2ndで本当の意味での”オリジナル“を確立したんじゃないでしょうか。


アレンジは一片のスキもなく音が詰め込まれてる感じですが、決してうるさくはなく効果的。

その中で急に音が抜けるのがベースソロの部分ですが、そこがギターソロでなくベースソロっていうのもニクいですよね。

その後ちゃんとギターソロもありますが、ギターソロは控えめなのがまた良いです。

BOH神の見せ場になりそうですね~。


ソロ明けCメロの後、J-POPのお決まり的に転調されるのってあんまり好きじゃないんですが、この曲の場合はここまでやってるんだからもうやってくれ~!って思っちゃいます。

しかも上がるんじゃなくて下がるんですよね。

で、その後また元に戻るっていう、非常に忙しい曲ですね(笑)

演奏もそうですが、歌っててキーを見失ってしまいそうです。

ロックバンドがジャムりながら曲を作っててもなかなかこうはならないしやろうとも思わないですよね(笑)

この辺、打ち込みで曲を作ってアレンジを練るっていう過程があるからでしょうね。

メタルにおけるギターの速弾きなんかもそうですが、サーカスのような派手な曲ですね。

エンディングはXの『Silent Jealousy』を思わせるアレンジでまたニヤリ。

イントロからエンディングまでずっと楽しめちゃいます。


アモーレ(Amore)”はイタリア語で”“という意味ですが、歌詞は「愛の言葉」から始まり、「もしも君を見失っても」「もしも君が離れていても」と、あからさまではないですがラブソングっぽくもあります。

そんな言葉はありつつも限定される内容ではないので、仲間・友人に向けた歌としても受け取れます。

個人的に”空”とか”宇宙”という言葉が個人的に好きなので「響け夜空へ」「宇宙まで届けてAmore」「輝き放つ蒼き星が」という歌詞もなかなかツボです。

BABYMETALの歌詞って抽象的なものが多いですが、それも好きなんです。

人それぞれの捉え方ができますし、想像する余地がありますよね。


NORiMETAL氏は、「Dugout(ダグアウト)」というバンドのギターボーカルをされているそうですが、この曲で俄然私の中で注目の存在となりました。

やたら名前が印象的な「Vice Principal」というユニットをやられている教頭先生も。


というわけで個人的にアルバム内で一番好きな曲かも知れません。

ここで一端山場を迎える感じがありますが、5曲目でこれが来るのはちょっと早い気もしますね(笑)

もうちょっと勿体ぶってもらって7曲目あたりに持ってきてほしかったかも知れません。

で、その次は『Endless Rain』的に『NO RAIN, NO RAINBOW』とか(笑)

と思ったら「BLUE BLOOD」でいうと『X』って5曲目でしたね。

…て、なんの話をしてるのかわからなくなってきましたね。

今度自分好みにプレイリストでも作ってみようかと思います。


6.META!メタ太郎


作詞:KxBxMETAL、RYU-METAL
作曲:RYU-METAL
編曲:tatuo、RYU-METAL


なんでしょう…なんだか不思議な曲ですね(笑)

フォークメタル(森メタル)/パワーメタルヒーローもの」って感じでしょうか。

太郎“というくらいなので「ウルトラマンタロウ」的なイメージなんですかね。

「ヒーローものの主題歌っぽい曲を作ろう!」というところから始まったんでしょうか。

で、そんな曲に合いそうなフォークメタル/パワーメタル的なメタルアレンジで。

KOBAMETAL氏は以前『BABYMETALを紐解く29枚のラウド/メタルアルバム(+1枚)』でフォークメタルバンド・Korpiklaani(コルピクラーニ)を紹介してましたが、イントロのバグパイプっぽい音なんかまさにそれっぽいですよね。

Blind Guadian(ブラインド・ガーディアン)辺りのパワーメタルバンドでもありそうな曲です。

メタル的に紐解くとそんな感じなんですが、正直初めて聴いたときはどういうテンションで聴けばいいのかよくわからなかったですね(笑)

でもお子さんにはわかりやすいのかもしれません。

そういう狙いもあるんでしょうか。

最初はいまいちピンときませんでしたが、聴いてるうちに耳に馴染んできました。


7.シンコペーション


作詞:NORiMETAL、KxBxMETAL、
作曲:NORiMETAL
編曲:MEGMETAL


Amore』に続いて疾走感があって非常にかっこいい曲ですね。

実はこれまで意外となかったメタルコア路線。

ギターソロがないのもまたメタルコア的。

オマージュ元の昔のメタルとかよく知らない若い人たちもすんなり受け入れられそうな感じです。

近年は邦ロックバンドやアニメソングでもこういうメタルコアっぽい音はよくありますしね。

歌詞の「揺れて揺れて~」なんて聴くとLUNA SEAの『ROSIER』を思い出したりしちゃいますが、LUNA SEAもこういう曲得意ですよね。

なので、思わずRYUICHI氏が歌っているバージョンを想像してしまいます(笑)


こういうノリの曲は大好きなので、お気に入りの1曲です。

もちろんライブでも盛り上がりそうです。

そして、この曲もやはりNORiMETAL氏によるものです。

NORiMETALさんはこういうメロっぽい曲がお得意なんでしょうかね。

今までBABYMETALの楽曲の作曲者って特別意識したことなかったんですが、1stだと『メギツネ』を作曲されてます。

ちなみに”シンコペーション“というのは音楽用語でリズムの強拍を通常の位置からずらしてノリを出す技法のことです。

拍の表じゃなくて裏にアクセントを持ってきたりっていうことで、現代のポピュラー音楽では当たり前に使われている技法なので取り立てて”シンコペーション”なんて言わないですし言葉自体は知ってても口にしたことなかったですね。

クラシックの世界なんかでは使われるっぽいですね。


なので歌詞の「リズムは愛のシンコペーション」とはいまいち意味がよくわかりませんが、まあ雰囲気ですよね。

BABYMETALは元々歌詞が抽象的ですが、以前は割とポップな雰囲気のある言葉を使ってました。

が、最近は言葉の使い方がよりロックな感じになってきているので個人的にすごくグッときます。

「アイノカタチ 描け 夜空に」「揺れて揺れて 空へ fly」とまた”空”が出てきますしね。

世界観的にも『Amore』に近い感がありますね。


というところで、なんだか随分時間がかかってしまっているので、以降の曲についてはまた改めて書きたいと思います。

ちょうど半分ではないですが、この曲まででA面とするとなんとなくキリが良い感じがします。

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5 Responses

  1. かれー
    かれー at · · Reply

    更新ありがとうございます!
    とうとう待ちに待ってたレビューですね!!

    最初「ヤバッ!」はライブの時の印象とは違って聴こえたので、こんなんだったっけ?と感じたのですが、聴いているうちにこんなもんだと思うようになりました(笑)
    スカっぽいところが好きなのですが、ライブではもっと印象強かった気がしていたんですけどね。

    「Amore – 蒼星 –」もすごくいいですよね~
    ベースソロがEagle Fly Free っぽく感じておおっ!ってなりました。

    あと個人的に大ヒットな「シンコペーション」のギターが頭から離れてくれません >_<

    メタ太郎はライブで楽しみましょー!


    ちなみにですが、THE ONE LIMITED EDITIONの「Tales of The Destinies」は他よりも40秒ほど曲の尺が短いです。
    後編も楽しみにしてます~

  2. sand
    sand at · · Reply

    Amoreは歌詞的には24時間テレビの歌じゃないでしょうかね?(笑)

  3. メタル白帯
    メタル白帯 at · · Reply

    コバメタルが、各バージョンで若干アレンジを変更していて、耳巧者が聞けば分かると何かのインタビューで答えてましたが、分かりましたか?ちなみに、私は分かりませんでした。

  4. メタル白帯
    メタル白帯 at · · Reply

    調べたら、ヘドバンのインタビューで、マスタリングやミキシングが各バジョーンで一部異なるとコバメタルが答えておりました。アレンジではないですね。失礼。

  5. 通りすがり
    通りすがり at · · Reply

    レビュー面白かったです。
    管理人さんとは美味い酒が飲めないなって思いましたw

    ネットで見ると評価が高い Amore や、シンコペ等は、V系アニソン等を連想してしまい、個人的にはそれ程高評価ではありません。

    でも、様々なバックグラウンドを持っている人がベビメタを好きだって言うのは面白いと思います(後半期待しています)

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