前人未到の七冠なるか 囲碁十段戦きょう第3局

前人未到の七冠なるか 囲碁十段戦きょう第3局
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囲碁で史上初めてとなる七大タイトル独占をかけて、井山裕太六冠が14日に長野県で行われるタイトル戦に臨みます。井山さんが勝てば囲碁では前人未到の七冠が実現します。
井山裕太六冠(26)は現在、棋聖や名人、本因坊など囲碁の七大タイトルのうち、十段以外の6つを保持し、史上初めて七冠を達成するのかどうか大きな注目を集めています。
ただ1つ残った十段のタイトルをかけ、14日に長野県大町市のホテルで、井山さんが伊田篤史十段に挑む十段戦五番勝負の第3局が行われます。井山さんはこれまでの対局で2連勝していて、14日の対局も勝てば十段獲得が決まり、前人未踏の七冠達成となります。
七大タイトルの独占は、将棋では20年前に当時25歳の羽生善治さんが史上初めて達成していますが、囲碁では、これまで井山さんの六冠が最高となっていました。
囲碁で七冠は実現するのか、注目の対局は午前9時半から始まり、夜には勝敗が決まります。