アドセンスを設置するサイトにおいて
「死」というワードを使用=即ポリシー違反とはならない
※最終更新H28/4/14
アドセンスポリシーの遵守
意思をWEBサイトで発信する側として常日頃気にしているのは、サイトに設置した「アドセンス」との兼ね合いだ。
アドセンス広告を貼り付けて記事を公開するにあたっては、ポリシーに準拠したコンテンツ作りが求められ、違反するようなことがあれば広告の非表示やアカウント停止の措置が下される。
真に自由な意思を発出したいのであれば、サイトにアドセンス広告を貼り付けなければ良い。
だが、ここではあくまでもマネタイズと並行して意思を発出し、そこにユーザーを呼び込むことをコンセプトとしたサイト作りを行っている管理者を主体とする。
疑問
人間は死を免れない、誰にしもそれは訪れる。これは生物の宿命であり、古来より哲学のテーマとして扱われている。人生はいちどきり、だからこそ最期を思い描いて今を全力で生きれば、生は輝く。これは僕のポリシーでもある。
自分の言いたいことをブログで可能な限り自由に発したいという気持ちは、理解して頂けると思う。なればこそ、「死」についても記事のテーマとし、それを公開したいと考えるのは普通のことではあるまいか。
しかしながら、多くのWEBサイトでは「死をテーマに扱うコンテンツはポリシー違反である」と謳うところが多い。中には「死という言葉を用いただけでNG」このように述べるところもある。
これを鵜呑みにしてしまうと、「死」についての記事は一切書けないことになる。では言い方を変えれば良いのか。
「臨終」「入滅」「旅立ち」
微細に表現を変えただけでは、結局は死を扱う記事となり、ポリシーから逸脱していると認定されてしまうのではないか。このような極端なふるいを、アドセンスは行っているのだろうかという疑問がずいぶん前からあった。
Googleアドセンスの具体的NGワードや禁止ジャンルは?その2 | オレ物語!!アフィリエイトで自由に稼ぐ渚ひろしのブログ
僕は「死」というキーワードは全く使いません。
前後の文脈などまったく関係なく ⇒全面的に使用はNGです!
グーグルアドセンスのNGワードまとめ!規約に反した画像も禁止! | 20代夫婦がパソコンで楽しく稼ぐ!~ユウとカナの新婚生活ブログ~
私は死という言葉自体を使わないようにしています。
上記3サイトは「アドセンス 死」でGoogle検索した結果、上位にインデックスされたもの。
ソースを提示し、「この部分に触れるのでNG 」といった書き方をしているサイトがない。
サポートチームへの問い合わせ結果
上記はアドセンスサポートチームへの問い合わせ内容と回答である。
「自身の意見を述べる程度で、ネガティブな表現や内容が含まれていない場合は問題ない」
とのこと。
個人や不特定多数に対して死を誘引したり、教唆するような内容は当然NGだろう。また、「死にたい」などネガティブなものもポリシー違反になると思われる。
今回の記事テーマ「アドセンスと死 禁止ワードで即ポリシー違反ではなく内容の問題」で考えると、内容はネガティブではない。つまり、アドセンスポリシー違反にならないと判断できる。
禁止コンテンツ(暴力的コンテンツ)
・アダルト コンテンツ
・個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
・著作権で保護されているコンテンツ 危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
・アルコールおよびタバコに関連したコンテンツ
・ヘルスケアに関連したコンテンツ
・ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
・報酬プログラムを提供するサイト(「報酬提供」サイト)
・Google ブランドを使用しているサイト
・暴力的なコンテンツ
・武器および兵器に関連したコンテンツ
・不正行為を可能にするコンテンツ
・違法なコンテンツ
問い合わせへの回答に「禁止コンテンツ」へのリンクが添えられたことを鑑みると、ある特定のワードを使用したからといって軒並みポリシー違反に該当するコンテンツとみなすわけではない、という意思が読み取れる。
「どのような単語を使ったか」ではなく「どのような内容のコンテンツであるか」これがポリシー違反のふるいにかかる要点ではないだろうか。
後記
わからないことがあれば、サポートチームに問い合わせるのが一番ですね。
ずっともやもやしてたのですよ、「なんで「死」と書いただけでポリシー違反になるのか」と。今回の件でそれが晴れました。
枝葉に惑わされることなく、アドセンスを併用して可能な限り自由に意思を発出したいものです。
※コンテンツをネガティブと判定してNGとするのは、管理人ではなくGoogleです。不本意ながらも指摘を受けた際は、真摯な対応が必要でしょう。