G7外相声明で直接抗議=東・南シナ海問題―中国

2016年4月13日 20時35分 (2016年4月13日 23時59分 更新)
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 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は13日の記者会見で、広島で開かれた先進7カ国(G7)外相会合の声明に東・南シナ海問題が取り上げられたことについて、「関係国の外交使節を呼び、厳粛に中国の立場を表明した」と述べ、日本など各国の大使館幹部らに直接、声明に反発する中国の考えを伝えたことを明らかにした。

 声明は東・南シナ海の状況に対する「懸念」を示し、一方的行動への「強い反対」が明記された。これに対し、中国は12日、「強烈な不満」を表明した。 

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