【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社は12日、日本のゴールデンウイーク(4月29日~5月8日)に合わせ日本人観光客を対象に実施中の個人旅行バスツアー「koreaご当地シャトル旅」に4コースを追加すると明らかにした。
ツアーは日本人観光客向けに有料で行っているもので、ソウルを出発し地方の観光地を訪ねる。現在は扶余、安東、聞慶、平昌・江陵の四つのコースが運営されている。仁川・水原、堤川、大邱、麗水・順天の新コースを追加するという。
同公社は先月スタートさせた扶余、安東、聞慶、平昌・江陵のコースに計約700人の日本人観光客が申し込み、期待以上の反響があったと伝えた。ゴールデンウイーク中に新コースを利用した日本人観光客には地域の特産品を贈呈する。また、利用者に同公社のホームページで好きなコースを投票してもらい、ツアーの自由利用券をプレゼントするイベントも行う。
同公社によると、韓国を訪れる日本人の個人旅行客とリピーターは増加傾向にあり、地方旅行の需要が高まっているが、ソウルと地方を結ぶ交通の便や言葉の問題が妨げとなっている。そのため、同公社は各自治体や日本の大手旅行会社と共同で、専用バスや日本語ガイド、食事、観光をセットで提供するkoreaご当地シャトル旅を企画した。