日本マクドナルドは13日、新商品の「グランドビッグマック」(520円)の販売量の制限を始めた。一部の店では販売を休止している。同商品は6日に売り出したばかりだが、想定以上の人気で食材の供給が追いつかなくなった。すでに食材の増産を始めており「数日中には制限を解消できる見通し」(同社広報)という。
グランドビッグマックは定番商品の「ビッグマック」の1.3倍の重さがある。バンズや具材なども通常より一回り大きい専用品だ。
関係者によると、計画の2倍近い売れ行きで同社にとって久々のヒット商品になった。売れ過ぎを理由に販売量を制限するのは2010年1月に発売した「テキサスバーガー」以来約6年ぶりになる。4月下旬までの期間限定の予定だったが「店によっては前倒しして販売を終える可能性がある」(同)という。
約2300店で販売量の上限を設定した。都内のある店では午後1時頃に上限に達して販売を休止した。特に販売量が多かった約300店では増産した食材が入荷するまで販売を見送る。
グランドビッグマックは他の商品と比べて専用食材が多いことも販売制限の原因となったようだ。