低炭水化物ダイエットで槍玉にあがるごはん。
あまりにも有名になった為、ごはんが高カロリーな食べ物だと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
一方でダイエット中は大豆(ソイ)プロテインを摂ると良い。という話しも有名ですが、ごはんと大豆プロテインのカロリーを100g当りで比較するとどうでしょう。
ご飯168kcal、大豆プロテイン376kcal。
ごはんの2倍以上もソイプロテインのほうがカロリーがあります。なぜダイエット中にカロリーの多いものを摂らせようとするのか。その理由は栄養成分を細かく見てゆくとわかります。
ご飯と大豆プロテインを比較
100gで比較した、それぞれの食べ物の栄養成分です。
ごはん | フルグラ | きなこ | 大豆プロテイン | |
エネルギー(kcal) | 168 | 446 | 437 | 376 |
たんぱく質(g) | 2.5 | 7.8 | 35.5 | 71.4 |
炭水化物(g) | 37.1 | 72.2 | 31 | 12.3 |
脂質(g) | 0.3 | 16 | 23.4 | 4.8 |
フルグラはかなり売れていると聞いたので掲載。 きなこは大豆プロテインの代用品として良いのか。という疑問も耳にするので掲載。
炭水化物と脂質の合計では、ご飯37.4gに対して大豆プロテイン17.1g。つまり太る元凶はごはんの方が多いです。
一方で、筋肉の元になるたんぱく質は、ご飯2.5gに対して大豆プロテイン71.4g。大豆プロテインの方が28倍以上も多いことがわかります。
しかし総カロリー表示にすると、大豆プロテインのカロリーが多く、一見ダイエットに不向きに見えます。
体重を減らすだけなら全部カット、美body作りなら高たんぱく低脂質
たんぱく質は肌や爪など、体のほとんどの部分を作っており、しかも代謝によって毎日新しく入れ替わりますから、たんぱく質の補給は必要です。しかしながら、たんぱく質にもカロリーがあるわけですから、高たんぱくの大豆プロテインを飲んでゴロゴロしていては結局太る原因となってしまいます。
運動で減るカロリーは微々たるもの
私は週3回スポーツクラブにある「スカイウォーク」というマシンで有酸素運動をしており、そのマシンには消費カロリーが表示されるのですが、私が1時間必死に動かして740kcal。でも1時間もペースを落とさずに動かせるわけではありません。
それなのに、最近発売されたギガビッグマックは1034kcal。肉のたんぱく質を差し引いて、脂質と糖質のカロリーだけで考えたとしても1時間程度の運動で減らすのはまず無理です。
ダイエットに運動は微力すぎる(涙)
それでも、健康的な美bodyを手に入れるには運動するしかないのです。