2016年4月12日、東京・新宿歌舞伎町の商店街「新宿ゴールデン街」で、延べ300平方メートルが燃える火事が起きました。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2140984851748144301
これまでに被害の規模を伝えるニュースはあれど、出火の原因については謎のままでした。
火事の翌日の本日13日、火災についての新しい情報が届きました。
出火の約5分ほど前に、火元のバーの2階に不審な男性が出入りしていたということです。
これだけの情報で火事の原因を特定することはできませんが、放火による火災という線も浮上してきました。
新宿ゴールデン街の火事の火元
今回の火災の火元はバー「流民(りうみん)」の2階の空き店舗であることが明らかになっています。
1階のバーが火元ならまだわかりますが、空き店舗が火元というのは少し不自然な感じですね。
この空き店舗は直近は空き家だったそうで、今度オープンする新店舗のために改装工事をしていたということです。空き家だったというのであれば、ガスの元栓は締めているだろうし、ガスが通っていたことすら怪しいです。
新宿ゴールデン街火災の原因は放火?
となると考えられるのが放火です。
火事の原因の上位は
- たばこ
- 放火(+放火の疑い)
- こんろ
で、放火の疑いも含めると、なんと放火は圧倒的に1位なんです。
※総務省消防庁のデータ参照
新宿ゴールデン街は歴史も長く、火事になりやすい作りだったこともあり、住民の防火意識は高いということです。過去に数回火災事故が発生しているのでなおさらだと思います。
不審な男性が犯人?たばこの不始末の線は?
そう考えると「こんろ」が原因の可能性は薄く、犯人と思われる人物による放火が濃厚に思えてきます。
不審な男性が出入りするまでは、内装会社の作業員4人が改装工事をしていたとのことです。もしかしたらその際に何か重大な過失をしてしまった可能性もなくはないと思います。例えば休憩中に吸ったたばこの不始末が原因で火が付いた、ということも考えられなくはありません。
犯人の動機(理由)は?
たばこの不始末ではなく放火が原因だったと考えた場合、気になるのは犯人の動機です。
ゴールデン街はこの火災の影響で「東京五輪へ向けて再開発のための区画整理の対象になるかもしれない」という噂が上がっているそうです。
もしこの火災が原因でゴールデン街が区画整理されるようなことになれば怖いですよね。
「真っ黒なバックの指示により、末端の男性が任務を遂行した」と、そんな妄想が膨らんできます。
ゴールデン街が区画整理されることにより多大な利益を享受する組織。例えば地上げ屋などの組織が強制手段に出たという線もありえなくはないでしょう。
でもそうだとしても「なぜわざわざ2階で火をつける必要があったのか?」という疑問は残りますけど。いくらゴールデン街の昼間(昼は活気がない)とはいえ、外で火をつけると目立ってしまうと思い、たまたま開いていたドアから建物に侵入したということでしょうか。まさか「内装屋とグルだった」なんてことはないと思いますが…。
ゴールデン街火事の真相はいかに?
ここまで結構恥ずかしい予想をくり広げてきましたが、全て妄想です。
不審な男性本人を捕まえて、直接話を聞くことができれば真相に近づけることでしょう。無事に見つけられるといいのですが…。
※警察庁は無事に、火元の建物に侵入した罪で、住所不定・無職の66歳、春名弘(はるなひろし)容疑者を逮捕したようです。住所不定無職ということで、組織の末端どころか頼まれて犯行に及んだパターンかもしれません。「俺は本当に知らねぇんだ!いい焼酎をおごってくれるっていうから…」と買収された様子の妄想が膨らみます。何とか真相を暴いていただきたいものです。
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