ビッグデータを活用 新しい自動車保険サービス

ビッグデータを活用 新しい自動車保険サービス
k10010477411_201604131803_201604131803.mp4
トヨタ自動車は損害保険会社「あいおいニッセイ同和」と共同でアメリカに会社を設立し、ドライバーのブレーキやアクセルの操作の「ビッグデータ」を集めて運転のリスクを保険料に反映させる新しい自動車保険のサービスを来年にも始めることになりました。
発表によりますと、トヨタは子会社の「トヨタファイナンシャルサービス」や「あいおいニッセイ同和」と共同で、今月アメリカ・カリフォルニア州におよそ10億円を投じて新たな会社を設立しました。
会社ではドライバーの了解のうえで車に取り着けた専用機器で集めたブレーキのかけ方やアクセルの踏み方といった運転情報の「ビッグデータ」を活用し保険料に反映させる新しいタイプの自動車保険の開発を進めます。
こうした保険は「テレマティクス保険」と呼ばれドライバーが安全運転を続けると保険料が安くなるなどのメリットがあり、欧米各国で普及が進んでいます。
新会社では来年にも、アメリカの保険会社に対して、こうした「テレマティクス保険」の商品や顧客となるドライバーの運転データの販売を始め、その後、日本国内でのサービス展開も目指すことにしています。