屋根裏で発見 カラヴァッジョの名画か 価値は150億円以上
フランスの住宅の屋根裏から見つかった絵画が、イタリア・バロック絵画の天才画家として知られる、カラヴァッジョの作品である可能性が高いことが分かり、その価値は日本円でおよそ150億円に上るとして注目が集まっています。
この絵画は2年前、フランス南西部のトゥールーズ近郊にある住宅の屋根裏から見つかったもので、鑑定を行っていた専門家が12日、記者会見し、イタリアで16世紀後半から17世紀初頭に活躍したバロック期の天才画家、カラヴァッジョの作品、「ホロフェルネスの首を斬るユディト」である可能性が高いことが分かったと発表しました。
作品には旧約聖書に登場する未亡人、ユディトがアッシリアの将軍、ホロフェルネスの首を切断する様子が描かれています。
専門家によりますと、描かれた時期は1604年から1605年とみられ、保存状態がよく、1億2000万ユーロ(日本円でおよそ150億円)に上る価値があるということです。
一方で、別の専門家からは、カラヴァッジョの弟子が描いたのではないかとか、作品をまねたものではないかといった見方も出ていて、フランス当局は、国外への持ち出しを禁止して詳しい鑑定を進めており、注目が集まっています。
作品には旧約聖書に登場する未亡人、ユディトがアッシリアの将軍、ホロフェルネスの首を切断する様子が描かれています。
専門家によりますと、描かれた時期は1604年から1605年とみられ、保存状態がよく、1億2000万ユーロ(日本円でおよそ150億円)に上る価値があるということです。
一方で、別の専門家からは、カラヴァッジョの弟子が描いたのではないかとか、作品をまねたものではないかといった見方も出ていて、フランス当局は、国外への持ち出しを禁止して詳しい鑑定を進めており、注目が集まっています。