ゴールデン街火災は放火か

出火直前に不審な男性

2016/4/13 13:16

画像 新宿ゴールデン街の火災現場で実況見分する警視庁の捜査員と消防関係者=13日午前、東京・歌舞伎町 東京・歌舞伎町の繁華街「新宿ゴールデン街」で3棟の木造建物を焼いた火災で、火元の可能性が高い木造2階建ての建物に出火直前に不審な男性が出入りしていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁四谷署は男性の特定を急ぐとともに、放火の可能性もあるとみて調べている。

 四谷署は13日、東京消防庁と合同で実況見分した。

 火元とみられる建物の1階はバーで、2階は改装中の店舗だった。作業員4人が作業していたが、午後0時半ごろまでに全員が外に出て無人になった。その後、帽子をかぶった男性が2階に通じるドアから建物に出入りするのが、近くの防犯カメラに写っていた。