1、妊娠中、いつも通りに動けると思い込む

この時期にいわれて一番イヤな言葉、それは「甘え」ではないでしょうか?
つわりは「甘え」、いつものように家事ができないのも「甘え」…。自分で妊娠してみてよ、といいたいところですが、できないので相手の想像力のなさにがっかりするしかありません。
いつも通りの仕事、いつも通りの家事、出産準備も妻まかせで、夫にとって妊娠は他人事なのだなぁと思って、これからの子育てにも暗雲漂う…妊娠後一番初めにぶち当たりがちな「がっかり」といえるでしょう。
2、胎児の成長を忘れる

毎月の妊婦健診は、心臓は動いているだろうか、大きくなってるだろうかという不安と、どれくらい大きくなっているんだろうという期待を胸に待ちわびている日だと思います。そんな妊婦健診についてきてくれる夫も多い現在ですが、それもない。仕事だから仕方がないと思いつつ、子供の大きさ、推定体重を伝えても、聞いていない、忘れてしまっている。挙句の果てに、今何か月かわかっていない…。子供に興味ないのかな?とあきれてしまいます。
ママの体の中では着々と赤ちゃんは育っているのに、夫の中ではまだ現実感がないのでしょう。
3、産休、育休、収入減などの家計の問題にノータッチ

家族が増えるのはうれしいことですが、出産費、教育費など家計には大きな影響があります。また、産休、育休、時短就業など収入減もあり、家計の見直しが必須。
そんな家族の問題を、わかっていないのか、面倒だからまかせっきりなのか全くタッチしない夫。これからに備えて、なるべく貯蓄できるようにと相談しても、「えー」と浮かない返事。自分の趣味費が削られることを嫌がる…父親の自覚なしですね。
家計のことはお互いの理解の上に進めていくべきなのに、面倒なことは妻まかせ。身重の体で一人で電卓をたたくプレッシャーを理解してほしいところです。
4、普通に飲み会へ参加

つわりで自分のご飯もままならない時期、いつも通り「飲み会行ってくる」。体調の悪い時期のこの仕打ちは、後々まで妻の心に残ります…。一人の体じゃないんだから、というのならば、少しは思いやって欲しい!そんな気持ちもないんだな…と妻の中で孤独が育っていく原因でもあります。また、酒臭い息で、よけいに気持ち悪くなるという悪循環も。
5、妻の指示待ち

初めての出産準備は大変手がかかるものです。情報収集、品物を吟味、予算確保、出産後のシミュレーション…そのようなことをすべて妻に丸投げ、もしくは、自分で調べることは一切せず、妻の指示待ち。この受け身な姿勢は産後、育児中も続けられるのだろう、と妊娠中のナーバスな心と体でますます気分が暗くなる、そんなママも多いようです。
●ライター:シオモミ