津阪直樹
2016年4月13日05時05分
クレジットカードの利用額が右肩上がりで伸びている。発行枚数が頭打ちとなる一方、インターネットの通信販売の普及もあり、1人当たりの使う金額が増えているためだ。カード会社はポイント還元なども充実させ、「どれだけ使ってもらうか」に注力している。
日本クレジット協会によると、2015年のクレジットカードの利用額は49兆8341億円と前年より7・7%増えた。経済産業省の調査でもこの3年、年平均で8%増えている。
象徴的存在は、ネット通販大手・楽天の「楽天カード」。15年の利用額は前年より20・2%増え、市場全体の伸びの2倍以上だった。
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