全国どこに住んでいても口座開設可能かつインターネットを利用して取引可能なネットバンクや地方銀行や信用金庫などのインターネット支店の普通預金の金利ランキングを公表します。
メガバンクや地方銀行などの金融機関の普通預金金利は、過去最低水準の年0.001%ですので、今回公開したものは、それに比べると最低10から20倍、最高120倍の金利です。
マイナス金利導入による普通預金金利引き下げのまとめ(メガバンク・ネットバンク・ゆうちょ銀行・信託銀行・地方銀行)
コンマ数%の違いはたいしたこと無いとお考えの方は、過去最低水準の金利0.001%のメガバンクなどに預けたままで結構でしょう。ちなみに、年間の税引き前利息は以下のとおり違います。20倍以上も違うのであれば、積極的に利用すべきだと思います。
預入金額 | 金利 | |||
---|---|---|---|---|
0.001% | 0.020% | 0.100% | 0.120% | |
50万円 | 5円 | 100円 | 500円 | 600円 |
100万円 | 10円 | 200円 | 1,000円 | 1,200円 |
300万円 | 30円 | 600円 | 3,000円 | 3,600円 |
管理人調べですので、他にありましたら、この記事のコメントか問い合わせフォームからお教えいただけると大変助かります。
なお、記事公開後に金利の変更があった場合は、修正更新します。
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このエントリーの目次
- 第13位 ジャパンネット銀行 普通預金(金利 年0.010%から年0.015%)
- 第12位 住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金(金利 年0.015%)
- 第7位 あおぞら銀行インターネット支店 普通預金(金利 年0.02%)
- 第7位 イオン銀行 普通預金(金利 年0.02%)
- 第7位 オリックス銀行 普通預金(金利 年0.02%)
- 第7位 楽天銀行 野村ホームバンキング普通預金(金利 年0.02%)
- 第7位 野村信託銀行 普通預金(金利 年0.02%)
- 第6位 楽天銀行 普通預金【楽天カード利用代金引落】(金利 年0.04%)
- 第5位 新生銀行 パワー預金(金利 年0.001%+ボーナス金利 年0.02%×2)
- 第4位 SBJ銀行 普通預金(金利 年0.05%)
- 第2位 西京銀行アクト支店 普通預金金利優遇サービス(金利 年0.10%)
- 第2位 楽天銀行 普通預金【マネーブリッジ優遇金利】(金利 年0.10%)
- 第1位 イオン銀行 普通預金【イオンカードセレクト所有者限定】(金利0.12%)
- 上位の金融機関がいつまでこの金利設定を継続できるのかを注目しています
- ネットバンクやインターネット支店の定期預金の金利は以下のページでチェック
- 高利の定期預金キャンペーン情報はこちらです
第13位 ジャパンネット銀行 普通預金(金利 年0.010%から年0.015%)
預入金額によって、金利は変わります。最高金利である年0.15%は100万円以上預けた場合の金利です。決済機能に優れていますので、法人や個人事業主の方などにはオススメのネットバンクです。
比較的金利の高かったジャパンネット銀行の普通預金も金利が変更になります【3月8日より】
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第12位 住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金(金利 年0.015%)
一時期は楽天銀行マネーブリッジと双璧だったSBIハイブリッド預金ですが、昨年から引き下げが始まり、さらにマイナス金利政策導入後に引き下げが加速してこの水準です。SBI証券と連携したサービスであるSBIハイブリッド預金ではなく、住信SBIネット銀行の通常の普通預金の金利は年0.001%と、メガバンクなどの普通預金の金利と変わりがありませんので、ご注意を。
住信SBIネット銀行SBIハイブリッド預金の金利が年0.015%に引下げ【2016年4月4日より】
第7位 あおぞら銀行インターネット支店 普通預金(金利 年0.02%)
あおぞら銀行は平成28年2月に二度にわたって定期預金の金利の引き下げを実施しましたが、普通預金金利については、マイナス金利政策前から同じ水準を保っています。
あおぞら銀行のあおぞらダイレクト定期預金とあおぞらネット定期預金の金利を1週間ぶりに再度引き下げ【2月22日から】
ただし、あおぞら銀行は他行宛振込手数料が無料となるサービスが無いことなど使い勝手の面で他のネットバンクに劣っています。
なお、過去に実施していたインターネット支店限定「普通預金 特別プログラム」(金利0.15%)は平成28年2月14日をもって終了しています。
普通預金金利0.15%のあおぞら銀行 インターネット支店限定「普通預金 特別プログラム」が2015年8月10日からスタート
第7位 イオン銀行 普通預金(金利 年0.02%)
イオン銀行は、普通預金の金利を下げていませんので、今でも通常の普通預金は、年0.02%の金利です。蛇足ですが、イオン銀行をお持ちの方ならば、イオン銀行ポイントクラブを使い倒さないともったいないです。
第7位 オリックス銀行 普通預金(金利 年0.02%)
オリックス銀行も普通預金はマイナス金利政策導入前の水準を維持しています。ただし、流動性に優れた定期預金であるオリックス銀行のeダイレクト2週間定期預金の金利は、普通預金の5倍ですので、オリックス銀行をメインで利用している方は使い分けをしましょう。
オリックス銀行 eダイレクト2週間定期預金の金利が楽天銀行マネーブリッジと同率の0.1%に引き下げに【3月7日より】
第7位 楽天銀行 野村ホームバンキング普通預金(金利 年0.02%)
楽天銀行の普通預金は通常でもメガバンクや地方銀行などの普通預金金利の20倍と高い水準です。
昨年11月にサービス拡充により利便性が高まりましたので、オススメのネットバンクです。
楽天銀行 ハッピープログラムが11月にリニューアルということで振込手数料無料化(最大月3回まで)導入など改善点を徹底解説
期間限定で、口座開設などで最大31,000円が当たるキャンペーンも実施中ですので、口座をお持ちで無い方は今がチャンスだと思います。
楽天銀行口座開設などで現金1,000円貰える&30,000円当たるお得なキャンペーンは9月30日まで!!
第7位 野村信託銀行 普通預金(金利 年0.02%)
以前は高金利でしたが、2月4日に金利引き下げとなってこの水準です。
野村信託銀行の野村ホームバンキング定期預金と野村ホームバンキング普通預金がそれぞれ金利を引き下げ【2月4日より】
一般の方には見慣れぬ銀行ですが、野村證券グループの信託銀行です。メリットなどについては過去記事をご覧ください。
第6位 楽天銀行 普通預金【楽天カード利用代金引落】(金利 年0.04%)
楽天カードを所有し、引き落としの実績があると楽天銀行の普通預金は、通常の2倍の金利になります。メガバンクなどの普通預金の40倍の水準ですね。
優遇条件は楽天カード代金を楽天銀行から引き落としの実績があった場合で、翌月の金利が優遇されます。
普通預金(楽天カードの利用代金の引落がある方)|円預金|楽天銀行
後述する楽天銀行マネーブリッジは楽天証券の証券口座を開設しないと利用できませんので、証券口座の開設に抵抗がある方にオススメです。
ちなみに、楽天カードの申込は以下のリンク先から可能です。
第5位 新生銀行 パワー預金(金利 年0.001%+ボーナス金利 年0.02%×2)
厳密に言うと普通預金とは異なりますが、1円以上で預入可能で、預入期間の定めのない流動性の極めて高い預金です。
24時間いつでも円普通預金に振り替えられ、利息は毎月ゲットできるほか、ボーナス利息として3ヶ月に1回と、1年に1回受け取ることができます。(1ヶ月間に6回以上円普通預金に振り替えた場合は3ヶ月ごとのボーナス金利は無し。)
現時点のパワー預金の金利は以下のとおりです。
種類 | 預入金額 | 金利 |
---|---|---|
通常利息(毎月) | 1,000万円未満 | 年0.001% |
1,000万円以上 | 年0.002% | |
追加利息(3ヶ月ごと) | 1円以上 | 年0.020% |
追加利息(1年ごと) | 1円以上 | 年0.020% |
単純計算で0.041%以上の利息がゲットできますが、公共料金の引落しやATMなど引出しは、新生銀行の普通預金に振替しないといけませんので、使い勝手が数段劣ります。
このパワー預金に預けるならば2週間円預金(金利 0.05%)という手も当然あります。ただし、最低預入金額が50万円以上(インターネットの場合)ですので、少額では預けられないというデメリットがありますので使い分けてください。
第4位 SBJ銀行 普通預金(金利 年0.05%)
SBJ銀行の定期預金の金利は下がっていますが、普通預金は相変わらず高利な水準です。
SBJ銀行の円貨定期預金及び円貨定期積金の金利が改定になりました【2016年3月18日より】
SBJ銀行は韓国の金融機関が出資する金融機関ですが、サービスは圧倒的なものがあります。ご興味のある方は以下のページをどうぞ。
SBJ銀行のSBJプレミアムクラブサービスは、他行宛振込手数料が無制限で無料&金利上乗せなど魅力的なサービスがあるので徹底解説しました
第2位 西京銀行アクト支店 普通預金金利優遇サービス(金利 年0.10%)
平成28年4月1日からスタートした西京銀行のインターネットバンキングの普通預金の金利優遇サービスです。西京銀行のインターネット支店であるアクト支店も対象です。
メガバンクの100倍の金利!西京銀行が普通預金金利優遇サービスの取扱開始【4月1日より】
ちなみに、アクト支店は以前はウェブ一丁目支店という名称でしたが、平成27年10月19日に名称変更しています。(サービス内容は変わっていません。)
第2位 楽天銀行 普通預金【マネーブリッジ優遇金利】(金利 年0.10%)
楽天銀行の普通預金の中でも圧倒的に金利が高い普通預金です。この金利は、楽天銀行と楽天証券をお持ちの方が、連携サービスであるマネーブリッジを申し込んだ方のみ優遇される金利です。マネーブリッジのメリットなどは以下のページで徹底解説しましたので、ご覧ください。
楽天銀行×楽天証券連携サービス マネーブリッジのメリットやメガバンクの100倍の優遇金利サービスなどを徹底解説
また、楽天証券の口座開設キャンペーンを利用して比較的容易に1万ポイントをゲットする裏技は以下のページもチェックしてください。
第1位 イオン銀行 普通預金【イオンカードセレクト所有者限定】(金利0.12%)
イオン銀行のイオンカードセレクト所有者限定普通預金優遇金利はイオンカードセレクトを持っている方のみ優遇されます。
普通預金金利0.12%のイオン銀行のイオンカードセレクト限定普通預金金利優遇措置が一部変わりました。
イオンカードセレクトをお持ちでなければ、この金利ではなく、通常の0.02%と6分の1になります。イオンカードセレクトの機能やメリットなどは以下のページをご覧下さい。
イオンカードセレクトのメリットやデメリット、還元率やイオン銀行の普通預金金利がメガバンクの120倍(年0.12%)になる特典などを徹底解説しました
上位の金融機関がいつまでこの金利設定を継続できるのかを注目しています
楽天銀行マネーブリッジとイオンカードセレクト限定普通預金金利優遇措置の2強の我慢比べに、4月から西京銀行が参加しました。
この金利設定の背景には、楽天銀行は、グループ企業である楽天証券の証券口座開設が目的ですし、イオン銀行はイオンカードセレクトの会員獲得が目的です。
両行とにも獲得数が当初計画まで達した時点で終了になるのかもしれませんが、意地の張り合いになっている気もしていますし、西京銀行が参戦したことから、金利ウォッチャーとしては、目が放せない状況です。
今回は、ネットバンクやインターネット支店の普通預金のランキングですが、全国の金融機関にすそ野を広げると、もっと高利な普通預金があります。金利が下がらなければ後日紹介します。
ネットバンクやインターネット支店の定期預金の金利は以下のページでチェック
大手ネットバンクやインターネット支店の定期預金の金利は以下のページでチェックできます。比較検討する際にご利用くださいませ。
高利の定期預金キャンペーン情報はこちらです
普通預金以外にも高金利の定期預金キャンペーンはたくさんあります。お探しの方は、以下のエントリーをご覧ください
定期預金 高金利キャンペーン総まとめ(春から夏のボーナス時期の比較)【2016年3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月】
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