MotoGPレポート運営日誌、その3 アメリカグランプリ
Red Bull Grand Prix of The Americas
2週連続レース、しかも深夜・早朝。
睡眠不足、助手が欲しい。
さて南半球から北半球に移動しての第3戦。
テキサス州は初夏の気温、暑そうでした。
前回のアルゼンチンはサーキット運営大丈夫か、と感じる点が多々ありました。
今回はアメリカ、流石エンターテイメントの国、施設は綺麗、走行の合間にいろんなイベントありと楽しませる工夫が盛り沢山。
ケニーロバーツシニアは、キャンピングカー横で肉焼いてました。
ファミリーで楽しめるサーキット観戦、楽しそう。
日本も見習いたい物です。
初日に起きた事
初日からマルケスが絶好調。
今年もマルケス勝っちゃうの?的な雰囲気で始まりました。
マルケス君、ここオースティンではスペシャルヘルメットを被ります。
理由は知りません。好きなコースなのか、何かのスポンサー対応なのか?
アメリカらしい星条旗をイメージした派手なデザインです。
アメリカで販売してるのかなSHOEIさん教えて。
毎週レースだと運営で間に合わない事があります。
今回は2戦で問題のあったタイヤの改良版。
初日には間に合わず、2日目から提供とアナウンス。
この為、リアタイヤはソフトのみになりました。
ヤマハ勢はミディアムが使いたかったみたいです。
どっから運ぶのでしょうか、ミシュランだからフランスかな?
フリー走行が始まると、ジャックミラー(ホンダ)の派手な転倒。
転んだ後、自力で立ち上がれないのは久しぶり、ちょっと危険な転倒でした。
幸い右足の中足骨骨折(どこ?)で、その後のフリー走行は走行、大きな怪我じゃなかった様です。
でも予選・決勝はキャンセル、我慢の限界だったのかな。
そんな午前のフリー走行で火事。
話題を提供してくれるイアンノーネのドカティから小さい火が出ました。
火は小さく、メカニックがペットボトル容器の液体をかけて消化。
ミネラルウォーターぽかったけど、水じゃ無いですよね。
何だろ。
午後もマルケスをだれも止められないって感じで時間が過ぎてた時、
マルケス転倒。
このライダー、限界を知る為にチャレンジして転ぶ事が多々あります。
このチャレンジが若くしてチャンピオンになれた理由でしょう。
エスパロガロ兄弟は転倒多すぎなので例外。
軽いMotoGPマシンでもバイクの引き起こしは苦労します。
グラベル(砂利)の上だから起こすのに苦労してました。
そんな初日の詳細情報は下記です。
予選の日
2日目もマルケスは速かったけど、飛びぬけてって感じではありません。
新ミディアムタイヤを手に入れたヤマハが速さを取り戻し、ロレンソはマルケスと同等の速さで走行。
マルケスの独走を阻止できそうな期待もでてきました。
イアンノーネも速かった。
決勝の日
そして決勝日、午前のウォームアップ走行はイアンノーネがトップタイムで、
今年はマルケスも苦労するかもと思われたが、結果は独走優勝。
いつもはレース終盤でバトルを見せる、二人のベテランライダー転倒で、
変化のない面白みのないレースとなってしまいました。
この二人転倒するの早すぎ。
唯一、スズキ同士の4位争いが見どころでした。
TV中継もトップ3台が映像に映らない、変な現象。
どっかで面白い事してないか~ってディレクターが探しているそんな中継。
いつもは映らない下位ライダーの映像を見る事が出来、たまにはいいかも。
レース後の表彰台、いつものミシュランキャップがテンガロンハット。
にくいねミシュラン。
あまりにもマルケスが嬉しそうだったので描いてみました。
似てないね。
そして今回のドビチオーゾ
来期はロレンソがドカティに移籍とか噂が出てます。
そうなると、ドビチオーゾかイアンノーネがくび。
実績をアピールしないといけないシーズンなのに、
またも不運な追突転倒、ドビチオーゾ可哀想。
次は誰にロックオンされるのだろう・・・
ドビチオーゾの不運は続く。
そんな決勝レースはこちら
おまけ
バイクや男子の絵ばかりだとバランスが取れなくなるので(なんの?)パドックガールを描いてみました。
冠スポンサーレッドブルガールです。
アメーリカって感じですね。
以上 第4戦につづく