坂上忍が飼い犬への消えぬ後悔を告白 過去に犯した悪行との向き合い方を熱弁
番組では、インターネット上で160人のお坊さんが相談に無料で答えるサイト「hasunoha(ハスノハ)」を取り上げ、そこに寄せられた相談を紹介し、出演者が意見を交わした。
その中で「10年以上引きずる後悔」と題し、30代女性の悩みを紹介した。その悩みとは「大学の入学試験でカンニングをしてしまい、成績優秀者として合格した」というもの。相談内容によると罪悪感のあまり、死を考えたこともあったのだとか。
そこまで思い詰めることではないという出演者からの声が飛ぶ中、「hasunoha」でのお坊さんの回答を紹介。熊本県のお坊さんである山口秀徹(やまぐちしゅうてつ)氏は「仏教では人は罪を犯す事が前提」としたうえで、「罪を犯した後、懺悔(さんげ)し、2度と同じ過ちをしない 良い行い(善行)をすすんでするのです」と答えている。また、山口氏いわく、「すべてが帳消しになる訳ではないが、善行が心より己の喜びとなったとき、そこで初めて懺悔の功徳が現れてくる」とも答えている。
その後、コメントを求められた坂上は、自身の後悔を語り始めた。坂上は現在、9匹の犬を飼っているそうだが「(自身が)若いときに、悪い飼い主だったので、面倒を見切れなかったので、知り合いに預けちゃったんですよ」「それをずーーーっと後悔している」と明かした。
坂上は「やっぱり年齢ってあると思って」「過去の(自分の)悪行は忘れない」「年齢とともにそれをチャラにしたがる」と実感を込めて語り、客席も坂上の言葉にうなずいていた。
しかし坂上は「このお坊さんの言う通り、オレはプラマイゼロになることはないと思っている。いくらがんばっても」と、過去の悪行を消すことはできないと指摘しつつ、そのうえで諦めずに、少しでも帳消しできるよう、善行をやり続けていくしかいないのではないかと語った。
【関連情報】
・後悔しています - お坊さんQ&Aサイト[hasunoha]
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