豪華リゾート列車 運行開始前に試乗会 新潟

豪華リゾート列車 運行開始前に試乗会 新潟
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新潟県南西部を走る第三セクターの「えちごトキめき鉄道」が、豪華な作りの車窓から自然の景観を楽しみながら、食事もできるリゾート列車を今月下旬から運行することになり12日、試乗会が開かれました。
「えちごトキめき鉄道」は新潟県や上越市などが出資する第三セクターの鉄道会社で、利用者の増加を図ろうと6億円余りかけて「雪月花」というリゾート列車を作り、今月23日からの運行を前に12日、試乗会が開かれました。
2両編成の「雪月花」は沿線に広がる自然に映えるよう車体が真っ赤に染められ、ところどころに雪の結晶や桜の模様もあしらわれています。定員も2両で45人とゆったりとしているうえ、窓を大きなつくりにしていて、海のみなもや新緑、そして雪といった四季折々の自然の景観が楽しめるようになっています。
「雪月花」は妙高高原を経由しながら、上越妙高駅と糸魚川駅の間を土日と祝日、1日1往復し、食事をすることもできます。
試乗した糸魚川商工会議所の高瀬衛顧問は「上越地方の景色が楽しめる、とても魅力的な列車だ。ローカル線ならではの特色で観光客を引き付けてほしい」と話していました。