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最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!
【第31回】 2016年4月13日
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藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

「従順さ」=成功するリーダーの美徳

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グローバルリーダーたちにとって、社会貢献とビジネスを直結させて考えるのが常識になりつつある。リーダーシップと社会貢献をめぐる考察として、ダノンが実現した有名な例を取り上げる。また、それに対する日本の大企業のリーダー、そして若手リーダーの反応に見られた「興味深い差異」とは? 1000人以上の経営者へのインタビューを15年近く続けてきた藤沢久美氏の最新刊『最高のリーダーは何もしない』から、その具体例を見ていこう。

リーダーの「きれいごと」が
イノベーションを生み出した

リーダーシップと社会貢献をめぐる考察として、バングラデシュで「マイクロクレジット(無担保での少額資金貸し出し)」を取り入れたグラミン銀行を創設し、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスさんからお聞きした話をご紹介したいと思います。

ユヌスさんも、ダボス会議にいつも招待されている方のお1人で、世界中のビジネスリーダーに影響を与えています。数年前に来日された際、私と関わりがある経営者のみなさんのために、ユヌスさんとの対話の場をいくつかセットさせていただきました。

そのときに、ユヌスさんが話してくださったのが、世界的な乳製品メーカーであるダノンとのジョイントベンチャーの話でした。

2005年に、ダノングループ会長であるフランク・リブーさんと出会ったユヌスさんは、ダノンと共同でバングラデシュにヨーグルト工場をつくり、ヨーグルトの販売をスタートさせました。この物語は世界中で報道されたほか、ユヌスさんの著書『貧困のない世界を創る』(早川書房)にも詳しく書かれています。

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鈴木博毅 著

定価(税込):本体1,600円+税   発行年月:2016年3月

<内容紹介>
いつの世も変わらない勝利の法則がある。戦略思考、意思決定、情報活用、競争戦略、リーダーシップ、組織運営…。古代ギリシャの戦いから湾岸戦争まで、史上最強の英雄たちが命がけで見出した思考と行動の全技術。ハンニバル、カエサル、諸葛孔明、チンギス・ハン、織田信長、ナポレオン、リンカーン…他。

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藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

(ふじさわ・くみ)大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2013年、代表に就任。そのほか、静岡銀行、豊田通商などの企業の社外取締役、文部科学省参与、各種省庁審議会の委員などを務める。
2007年、ダボス会議(世界経済フォーラム主宰)「ヤング・グローバル・リーダー」、翌年には「グローバル・アジェンダ・カウンシル」メンバーに選出され、世界の首脳・経営者とも交流する機会を得ている。
テレビ番組「21世紀ビジネス塾」(NHK教育)キャスターを経験後、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」パーソナリティとして、15年以上にわたり1000人を超えるトップリーダーに取材。大手からベンチャーまで、成長企業のリーダーたちに学ぶ「リーダー観察」をライフワークとしている。
著書に『なぜ、川崎モデルは成功したのか?』(実業之日本社)、『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか』(ダイヤモンド社)など多数。
Facebook:
https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official


最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!

なぜいま、内向的で、心配性で、臆病で、繊細であることが、よいリーダーの共通点なのか? ビジョンによって人を動かす「静かなリーダーシップ」を通じて、自己躍動するチームをつくる秘訣とは? 1000人以上の社長に取材してきた藤沢久美氏が語る「次世代リーダー」へのエッセンス!!

「最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!」

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