くどいようですが、裏サンデーの「たくのみ。」が大好物です。これで紹介されたお酒を飲むのがマイブームです。
4月6日更新の「たくのみ。」第17話はチョーヤ梅酒の紹介でした。
ステラハウスの4人が近くの公園に花見に行き、まだ寒いので梅酒をお湯割りで楽しむという話。
良いねぇ、梅酒。良いねぇ、お湯割り。
作ってあった梅酒がまだ半分くらい残っていたはずだなぁと思い、床下をあさると、やっぱりありました。
ほこりをかぶったビンが2本出てきました。一本はお目当ての梅酒。もう一本は梅酒と一緒に作った梅ジュースです。
そういえば、この梅酒と梅ジュースを作った時に、どこかで使うかもしれないと、写真を撮っていたことを思い出し、フォルダー探してみると何枚かありましたので、こちらの紹介もしようと思います。
梅酒を濃いめのお湯割りで
たくのみ。17話では香枝と真が初めてであった頃のエピソードが描かれていました。親睦を深めようと初めて開催されたステラハウスのお花見での話。お弁当を作ってくれた香枝に御礼をしたい真は梅酒のお湯割りを差し出します。それまで打ち解けていなかった二人の距離が縮んだという話。
実はその時に差出た真の梅酒はチョッと濃かったそうだが、きっと香枝は黙って美味しそうに飲んだのでしょうね。そして、その当時はまだ10代でお酒の飲めなかったが、今は成人している真にようやくその時の返杯をします。が、今度はこれがチョッとぬるい。これでおあいこと笑い合う二人がとてもかわいい。
そんな17話に合わせて、チョッと濃いめで、チョッとぬるめの梅酒で晩酌です。
甘酸っぱい香りがタマランです。
これを飲んだのは日曜の晩。そう、御柱の直後です。
ここで書いた通り、ボランティアのスタッフとして参加したのですが、本当に疲れました。その日の晩酌です。
クタクタに疲れていたので、飲むと凄くホッとするというか、しみる感じでした。キンキンに冷えたビールをグビグビいくのも良いですが、しみじみと飲みたい時もあるものです。
説明するほどでもない梅酒のつくりかた
今回の梅酒、作るだけ作って長らく存在を忘れていたために、かなり味がまろやかになっていたような気がします。
いつもシーズンの後半、値段が安くなったころに梅を大量に買って作っているのですが、その頃には梅の色は青から黄色に変わっています。
これをビンに入れ、氷砂糖とホワイトリカーを入れて後は寝かせるだけです。そして、寝かせているうちに存在を忘れるというのがいつものパターン。
半年もすれば氷砂糖は溶け、無色透明のホワイトリカーが綺麗な琥珀色になります。
梅ジュース(梅シロップ)
梅酒をつくるときに必ず一緒に作っているものがあります。それが梅ジュース用の梅シロップです。
梅酒、美味しいですけどアルコールですから何時でも好きな時に飲むというわけにはいきませんし、そもそもアルコールだめな人もいますので、そんな人用にも作っています。
作り方は簡単です。
準備するもの
綺麗な容器を準備します。一応煮沸消毒してあります。
梅酒では氷砂糖を使いましたが、梅シロップではグラニュー糖を使います。クセがなく、梅の香りを残せるのでこれにしていますが、別の砂糖でも問題ありません。
作り方
準備した容器の中に、梅とグラニュー糖を入れていきます。
まずはこのようにグラニュー糖を敷き詰めます。
その上に綺麗に洗った梅を並べます。
梅を並べたら、さらにその上からグラニュー糖を入れていきます。そして、その上に梅を並べ、グラニュー糖をかけ、その上に… という具合で重ねていきます。
ギッシリ入れてOK。梅のエキスが出てきて、砂糖は全て溶けてしまいます。半年ほどで梅の良い香りのするあま~いシロップの出来上がりです。
これは別のビンですが、こんな具合で梅のエキスが出てきます。
梅酒の梅は美味しく食べられますが、こちらはエキスが出尽くしてしまい食べても美味しくありません。
完全に梅のミイラです。
シロップは梅酒同様に水、お湯、ソーダなどで割って飲みます。夏場は梅ソーダが最高に美味しいです。それからシロップのまま、バニラアイスにかけたり、かき氷に書けたりして食べても美味しいですよ。
大人も子供も大好きな味だと思います。
あとひと月もすれば、梅がお店に並び始める頃でしょうか。これを見かけると季節は初夏って感じがします。諏訪ではようやく桜が咲き始め、春を迎えたばかりですが、寒いエリアというのは春が短くってね。うかうかしていると、あっと言う間に夏になってしまいます。
今週末は梅酒or梅シロップのお湯割りを持って、夜桜見物にでも行こうかな。
では、また。