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最終更新:2016年4月12日(火) 12時2分

小泉進次郎議員ら 「現役世代の定義変更」提言へ

 自民党の小泉進次郎議員らによる党内の委員会が、「現役世代の定義を変え」「65歳から高齢者とすることはやめよう」などとする提言を出すことで最終調整していることがわかりました。

 自民党の「2020年以降の経済財政構想小委員会」は、補正予算に盛り込まれた所得の低い年金受給者に対する3万円の給付が「高齢者優遇だ」という批判が出たことを受け設置されたもので、批判の急先鋒に立った小泉氏を中心に議論を進めています。

 小委員会は、人口減少社会を迎える中で、「現役世代の定義を変える」「“65歳から高齢者”をやめよう」などとする中間提言を出す方向で最終調整していることがわかりました。若者向けのメッセージという位置づけで、タイトルは「レールからの解放」を検討しています。

 夏の参院選で選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを意識した内容で、13日、小泉氏本人が記者会見し発表します。(12日11:10)

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