5年前、アフマド・ダラウィはエジプトの若い理想主義者の一人だった。彼らの勇気は世界中から称賛された。カイロのタハリール広場で2011年、ダラウィは反政府デモ隊の先頭に立っていた。その数カ月後には頻繁にテレビに登場するようになり、エジプトの残忍かつ腐敗した警察の改革案を提示してみせた。同年秋、彼は独立候補として議会選挙に出馬した。選挙ポスターにはグレーのスーツに身を包み、こざっぱりとヒゲをそった笑顔のダラウィが映っていた。スローガンは「尊厳と安全」。当時32歳だった。
その3年後、イラクの紛争地でダ...
Z世代、電子メールは「大人のたしなみ」
スマホ陳腐化、次の革新的技術は?
「熱がある」のは何度から?
日本車両、アムトラックとの契約が窮地
起業家に託される日本「再起動」への望み
「世界一高い」タワー、ドバイで新たに建設へ
ビジネススクールの認証機関、実学を重視
経営大学院、学費無料にするとどうなるか