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【プロ野球】

成瀬は元同僚クルーズ警戒 「怖さももろさも知っている」

2016年4月12日 紙面から

キャッチボールするヤクルト・成瀬=神宮外苑で(竹村和佳子撮影)

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 元同僚を要警戒−。ヤクルト・成瀬善久投手(30)が、11日、都内の神宮外苑で調整。先発する12日の巨人戦(神宮)に向け、ロッテ時代の同僚・クルーズ封じに意欲を示した。

 「ご飯を食べに行ったこともあるし、『移籍してどう?』という話をしたが、対戦する時は敵。チームメートだったので対戦したことはないが、怖さももろさも知っている」。乗せてしまうと手がつけられなくなるラテン系の性格も把握。その成瀬は、クルーズ封じのポイントに第1打席を挙げた。

 「乗ったら面倒くさいけど、ダメだと守備にも影響が出る。1打席目をしっかり抑えたい」。中軸を担う陽気な助っ人を沈黙させ、首位チームの勢いを遮断。開幕カードで3連敗を喫した相手で、チームの連敗も2でストップする腹づもりだ。「攻めの投球で、嫌な流れを断ち切る投球をしたい」。チームは開幕ダッシュに失敗し、最下位。負の連鎖を止めるためにも、成瀬が巨人の前に立ちふさがる。 (竹村和佳子)

 

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