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【プロ野球】

菅野、今度こそ鬼門・神宮で勝つ あす先発

2016年4月12日 紙面から

キャッチボールする菅野=川崎市ジャイアンツ球場で

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 巨人・菅野智之投手(26)が11日、鬼門・神宮でのツバメ退治を誓った。先発する13日のヤクルト戦に向けて「(神宮で)勝てていないというのはある。神宮で早めに勝って、今シーズン、いい方向に持っていきたい」。エースはそう言葉に力を込めた。

 通算3シーズン、CSの1試合を含め、7度の登板で0勝5敗。1月には高橋監督からも「苦手は作ってほしくない」と鬼門突破を厳命されるほど、なぜか勝てない神宮のマウンド。菅野は「そのこと(相性の悪さ)を踏まえ、投げればいいと思う」と、逆境を力に変える考えだ。

 昨季王者ヤクルトに対しては、3月25日の開幕戦で7イニングを無失点に抑えて勝利。昨季は4戦4敗、防御率6・10と打ち込まれたが、悪いイメージは払拭(ふっしょく)した。エースは「一度対戦し、相手も対策は練ってくると思う。自分自身の投球を見直し、対策を練りながら投げたい」と、2度目の対戦へ余念がない。

 この日はジャイアンツ球場でブルペン入りし、35球を投げた。「まだまだ始まったばかりなので」と謙虚に語るが、前回6日の阪神戦では完封勝利を飾るなど、高いレベルで好調をキープ。エースが鬼門を撃破すれば、首位チームの勢いはさらに加速する。 (佐藤啓)

 

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