原油価格の国際指標となるニューヨーク原油先物が11日、一時2週間ぶりに1バレル40ドル台を回復した。17日にカタール・ドーハで開く会合で産油国が「増産凍結」で合意できるとの見方が広がってきた。中国などの需要が低迷する中、産油国もそれぞれの思惑を抱えており、先行きはなお不透明が強い。市場参加者は3つのシナリオを想定している。
■シナリオ1 産油国が合意
産油国は増産の手を緩めず、総生産が需要を上回る…
原油価格の国際指標となるニューヨーク原油先物が11日、一時2週間ぶりに1バレル40ドル台を回復した。17日にカタール・ドーハで開く会合で産油国が「増産凍結」で合意できるとの見方が広がってきた。中国などの需要が低迷する中、産油国もそれぞれの思惑を抱えており、先行きはなお不透明が強い。市場参加者は3つのシナリオを想定している。
■シナリオ1 産油国が合意
産油国は増産の手を緩めず、総生産が需要を上回る…
増産凍結、OPEC、ニューヨーク、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、ニッセイ基礎研究所、みずほ総合研究所