29年前に発売されたファミリーコンピュータ用ゲーム『マイク・タイソン・パンチアウト!!』に、未発見だった"隠し要素"が見つかりました。それは特定の対戦相手のときに、観客席にいるヒゲ面の男がノックアウトのタイミングを教えてくれるというもの。

ファミコン版『マイクタイソン・パンチアウト!!』が発売されたのは1987年。いまから29年も前のこと。1983年にアーケードゲームとして開発された『パンチアウト!!』に当時無敵だったヘビー級ボクサー マイク・タイソン をラスボスとして加えた、ボクシングゲームでした。

今回見つかった隠し要素とは、対「ピストン・ホンダ」戦、もしくは対「ボールド・ブル」戦のとき、画面左上にいる髭面の観客が動いた瞬間にパンチを繰り出せば一発で相手を KO できるというものです。ただ、このヒゲ男が顔を動かすには、少なくとも相手に3度、パンチを入れておく必要があるようです。
 
 
2009年、任天堂は当時の社長 岩田聡 氏がインタビュアーとなる企画ページ「社長が訊く」では、情報開発本部の和田 誠氏が「ファミコン版『パンチアウト』には多数の隠し要素がある」と語っていました。このインタビューでは、ボールド・ブルとの対戦時に、カメラマンがフラッシュを焚いた瞬間にパンチを打てばボディが決まるという隠し要素を語っていました。

今回の隠し要素もこれと同様のタイミング的な隠し要素といえます。ただ、インタビューで 和田 氏は「ファミコン版には隠し要素がたくさん入っていた」と語っており、それらが「22年間知られないまま」だとしていまいた。とすると、このゲームにはまだまだ埋もれている隠し要素がありそうな気もします。

もし手元にプレイ環境があるのなら、久しぶりにコントローラーを握りしめて未発見の隠し要素探しにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。

下は今回見つかったヒゲ男アシストの動画。

ファミコンゲーム『マイク・タイソン・パンチアウト!!』に29年間未発見の「隠し要素」がみつかる。ほかにもあるかも?
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