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【社会】

破片、炉心冷却水源に混入 浜岡原発3号機

 中部電力は11日、浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)で破損が見つかった空調装置のフィルターの破片が、非常用炉心冷却系ポンプの水源となる圧力抑制室に混入していたと発表した。3号機は停止中で外部への影響はない。一部の破片を回収し原因究明を進めるとともに、他の機器への影響がないか調べる。

 また、外部からの電力供給が停止した場合に原子炉冷却に必要な電力を送る非常用ディーゼル発電機1台から潤滑油が漏れ、使用不能になったことも明らかにした。

 中部電によると、圧力抑制室から回収したのは縦15〜20センチ、横3〜5センチのガラス繊維2個。残りの破片も今後回収するという。

(共同)
 

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