オバマ大統領のサミット後の広島訪問を検討 米有力紙が報道
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アメリカの有力紙は、オバマ大統領が来月下旬の伊勢志摩サミットのあとに被爆地広島を訪問し、核軍縮に向けた演説を行う可能性について補佐官らが検討を始めたと伝えました。
これはアメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」が9日、伝えたものです。
それによりますと、オバマ大統領の補佐官らは、最終決定していないものの、来月26日から2日間の日程で開かれる伊勢志摩サミットのあとに、オバマ大統領が被爆地広島を数時間訪れる可能性を検討し始めたということです。また、アメリカ政府の高官はオバマ大統領が広島で核軍縮に向けた演説を行う可能性があると示唆したとしています。
一方で、野党・共和党はオバマ大統領の外交政策を「弱腰だ」と非難しており、ホワイトハウスはオバマ大統領が広島を訪問した場合、大統領選挙に向けて国内で批判が出ることも考慮しているということです。
オバマ大統領は2009年にチェコの首都プラハで「核兵器のない世界」を目指す姿勢を打ち出し、就任当初から被爆地広島と長崎を訪問したいという意向を示していました。
アメリカ政府としてはG7=主要7か国の外相会合で、ケリー国務長官が広島を訪れたことに対する国内外の反応も見極めながら、オバマ大統領の訪問について判断するものとみられます。
それによりますと、オバマ大統領の補佐官らは、最終決定していないものの、来月26日から2日間の日程で開かれる伊勢志摩サミットのあとに、オバマ大統領が被爆地広島を数時間訪れる可能性を検討し始めたということです。また、アメリカ政府の高官はオバマ大統領が広島で核軍縮に向けた演説を行う可能性があると示唆したとしています。
一方で、野党・共和党はオバマ大統領の外交政策を「弱腰だ」と非難しており、ホワイトハウスはオバマ大統領が広島を訪問した場合、大統領選挙に向けて国内で批判が出ることも考慮しているということです。
オバマ大統領は2009年にチェコの首都プラハで「核兵器のない世界」を目指す姿勢を打ち出し、就任当初から被爆地広島と長崎を訪問したいという意向を示していました。
アメリカ政府としてはG7=主要7か国の外相会合で、ケリー国務長官が広島を訪れたことに対する国内外の反応も見極めながら、オバマ大統領の訪問について判断するものとみられます。