スレッド一覧

  1. アルベア論(389)
  2. 2015年安保法制(977)
  3. 正義のあかし(49)
  4. 虚構の大石寺疑惑(4)
  5. アラシ行為記録(21)
スレッド一覧(全5)  他のスレッドを探す 

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成

新着順:781/40682 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

歴史的、トインビー対談です。

 投稿者:大敗北  投稿日:2016年 3月30日(水)23時01分49秒
  通報
  ? 自衛権に関して(二十一世紀への対話 中 第二章 軍備と戦争?p97~99)?
? 名誉会長:自衛権は、対外的には、いうまでもなく、他国の急迫不正の侵略に対して、国家の自存を守る権利です。それは、対外的には、そして根本的には、国民の生きる権利を守るという考え方に根ざしています。すなわち、個人の生命自体を守るという、自然法的な絶対権の社会的なあらわれが国の自衛権というものであると思います。であるならば、その自衛権をもって他国の民族の生命を侵すことができないのは、自明の理です。ここに自衛権の行使ということの本質があります。?問題は、あらゆる国が他国からの侵略を前提として自衛権を主張し、武力を強化しており、その結果として、現実の国際社会に人類の生存を脅かす戦争の危険が充満していることです。?しかし、この国際社会に存在する戦力に対応して”自衛”できるだけの戦力をもとうとすれば、それはますます強大なものにならざるをえません。それゆえ、武力による自衛の方向は、すでに行き詰ってきているといえましょう。中略?私はこの立場から、戦力の一切を放棄し、安全と生存の保持を、平和を愛する諸国民の公正と信義に託した、日本国憲法の精神に心から誇りをもち、それを守り抜きたいと思うものです。そして、それを実あらしめるための戦いが我々の思想運動であると自覚しております。?

? トインビー博士:もし日本がその現行憲法の第九条を破棄するとしたらーいや、さらによくないことは、破棄せずにこれに違反するとしたらーそれは日本にとって破局的ともいうべき失敗になるでしょう。中略?憲法第九条をめぐる日本の政策いかんが、中国に対する日本の意向をはかる尺度となるでしょう。日本の再軍備は、たとえそれが真に自衛を目的とし、侵略を意図するものではないにしても、中国の疑惑と敵意をかきたてることでしょう。中略?(憲法九条放棄は)中国の核武装が十分に進んとき、日本に対するいわゆる予防戦争を誘発させることにもなりかねません。 その反対に、日本が第九条を遵守するかぎり、たとえ中国が第一級の核大国になった場合でも、日本は、中国から攻撃される危険性はないでしょう。?
 
》記事一覧表示

新着順:781/40682 《前のページ | 次のページ》
/40682