現代グループ創業者一族の3世、鄭日宣(チョン・イルソン)現代BNGスチール社長(46)が、随行運転手に対してA4用紙140枚分もの「マニュアル」を提示し、これを守れない場合はいつも暴言や暴行などのパワハラを加えていた、という証言が飛び出した。
元随行運転手らが8日、あるインターネット・メディアに提供したマニュアルには「早く行こうというお言葉があった場合、信号・車線・交通違反取締カメラ・バス専用車線を無視して目的地への到着を優先」などの内容が含まれている。元随行運転手の一人は「マニュアルを破ると、拳で20-30発頭を殴られることもあった」と証言した。
これに対して鄭社長は8日午後、現代BNGスチールのホームページ上に「軽率な行動により傷付いた方々に深くお詫びし、許しを請う」「近しい人々、周囲にいる人々にもっときちんと接するべきであったのに、若い血気ゆえに自制が足りず、未熟だった。関係された方々の元をお伺いし、謝罪したい」と本人名義の公式謝罪文を掲載した。