美容ライター Rです
美容ライターになりたての頃は、ライター名の記載がある記事が書きたいと、強く思っていました。
でも、仕事が増えていくにつれ、あることに気がついたのです。
もしかして、ライター名を出してくれるケースの方が原稿料が低くて、無記名の方が高めのことが多いみたいだ・・・と・・・いうことに!
- 1、記名記事は宣伝効果の分も入っている?
- 2、守秘義務がきびしすぎるところもあります
- 3、記名記事にのしかかる重圧・・・(ちょっと大げさ)
- 4、原稿料の交渉の時に必ず聞いていること
- 5、最後にひとこと言いたいこと
1、記名記事は宣伝効果の分も入っている?
特にクラウドソーシングにありがちなのですが、おそらく「名前を出して宣伝してあげるから、ちょっと安くしてもいいでしょう?」みたいな感じなのかな・・・と、思うのですよ・・・??
こういうことはっきりは言われませんが、「個人ブランディング効果がありますよ」とか、「読者から直接メールが来たりしますよ」みたいなことは、やんわり言われることもあります。
でも今までのところ、そこまで宣伝効果はないような気もします(苦笑)
ただ、プロフィールとしてポートフォリオにのせたり、「ここで記事を書いています」って、堂々と言えるので長い目でみたら良いことの方が多いかもしれまんね。
2、守秘義務がきびしすぎるところもあります
逆に名前を出さずに、記事のみ書くケースでは、掲載されるサイトすら教えてくれないクライアントもあるんですよ。
こちらから聞いてみても「守秘義務があるのでで明かせません」ときっぱり言われてしまいます。でもその代わり、やや原稿料が高いので、まぁ仕方がない・・・と、思わざる得ないのですが・・・
もちろんそのような場合は、著作権がクライアント側にあるので、絶対に私が書いたということも言えませんし、SNSで拡散なんてもってのほかなのです。
でも、私は自分の記事がどんなサイトに掲載されるのか、とっても気になります。
こっそりナイショで、探してみたことも何度もあるんです。書いた内容から、どんなサイトかどうか予想はつきますし、検索したら割と簡単にみつかります。
しかし、ただこっそり見るだけなので・・・「ほうほう・・・こんなサイトに掲載されているのね」という自己満足的な気持ちです。
掲載された記事を見つけて、納品した時のそのままの状態だと、ホっとして「よかった〜」とひとりニヤけますし、アチコチ訂正されていたら、「ひぇ〜なんじゃこりゃ〜名前出てなくてよかった」とか「あ〜記事が良くなってるわ」と、思うこともあります。
でも、他のライターさんは、自分の記事って気になるのかな?どうなんでしょうね?
3、記名記事にのしかかる重圧・・・(ちょっと大げさ)
話しを最初のところに戻しますが、名前が出る記事ってうれしいけれど、それなりの責任があるんですよね。
ライター名はもちろんですが、写真や個人SNSまでリンクしているし、私が書いた記事ということがはっきりわかります。だから、心のどこかで気合いの入れ方が違う気がして、書き終わった後の疲労感が強いこともあるんです。
だから、ストレスを貯めないために2割くらいは、無記名の仕事も時々やっておくとバランスが取れます。
まぁこれは、私の場合なので、いろいろと考え方は違うでしょうが・・・。
それに無記名の記事は、確かに原稿料も高い場合が多いし、原稿料の交渉もしやすい場合があります。
だから何かと勉強になるので、ぜひ引き受けてお仕事しましょうね!
4、原稿料の交渉の時に必ず聞いていること
私は原稿料を交渉する時に必ず、「ライター名の記載はありますか?」って最初に聞いています。そして、無記名ですって言われたら、結構強気で高めに言ったりもします。
もちろん、クライアントによりますが・・・相手の態度が上から目線すぎる場合は、最初の数本だけ安く引き受けて、相手が気に入ったらアップしてもらうようにあらかじめ交渉しておいてから仕事はじめるんです。
でも、がまんできないくらいにいばってたり、仕事続けたくないな〜と思ったら、原稿料がアップしたとたん、忙しいふりして「こちらからまた連絡します」って、言うこともあります。
ちょっとずるいかもしれませんが、長くお付き合いしていく場合は、お互い気持ちよく仕事をしたいと思うので、あまりにも高飛車なクライアントとか、適当な感じのクライアントは私から、じょうずにフェイドアウトしなくちゃ、結局は後から自分が困りますから。
もちろん、十分気を使って感じよくていねいにやってますけど・・・こういう業界って、横の繫がりがありそうだし、悪い噂がたって仕事なくなったらこまるので(泣)
でもこれは、本格的な契約の前の話しなので、サンプル記事でも最初の1本だけでも引き受けた以上は、きちんとやりますよ!
5、最後にひとこと言いたいこと
私が言いたいのは、いつもクライアントから選ばれるだけじゃなくって、こちらからもクライアントは選びましょう!っていうことです。
私は、クライアントもライターもフィフティフィフティで、あるべきだと思って仕事をしています。
ちょっと偉そうだったかな〜??
でもせっかくフリーランスをしているんだから、こういう部分こそが醍醐味じゃないのかな?と思うのですよ。
あなたの場合はどうですか?
美容ライター Rでした
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