|
「身・口・意」について、今までの投稿してきた「概念」でとらえると以下のように整理することができます。
「身」は、「自己機能」「口」は、「自我機能」言葉・思考の世界 「意」は、「心」の働き、と見る事ができます。
この「身・口・意」の三業で読むことが「発迹顕本」であり「悟り」であることは知的には、皆さん方理解して
いますが「了解」しているわけではない。これは「本人が当事者になる」という意識を持たない限り、常に
他人事(ひとごと)なのです。知的理解は「モノ化」するだけで、本質は「わからないまま」なのです。
身⇒「自己機能」⇒身体機能⇒身体感覚⇒体感する働き作用
口⇒「自我機能」⇒言葉・思考・概念 「話す」という働き作用は、言葉を「口」(くち)にすること
意⇒「意識機能」⇒いわゆる「心」の働き、湧き上がってくる「思い」の世界
※「思い」⇒自我機能による「思い」は「考え」が浮かぶ
1-「自己機能」↑→実体がある⇒現実を知覚する⇒現象として見られる
2-「自我機能」↑→実体はない⇒思考・概念による操作的知覚⇒現象として見えない
3-「意識機能」↑→実体はない⇒「自己」「自我」を「つかさどる」貫く⇒「眼差し」
1~3は ↑→「実体はない」しかし、確かに「在る」という「己心」の働き作用
生命現象」↑→生命エネルギー
|
|