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プレス民主319号に手記が掲載されました

2014年2月10日

2014年1月17日発行のプレス民主の衆院選第1次公認に内定候補者紹介の記事に「支援者の思いを2度裏切れない」と題した山尾しおり本人による手記が掲載されました。

以下原文通り

「支援者の思いを2度裏切れない」

2012年12月17日午前2時をまわり、落選が決まったその瞬間、支援者への申し訳なさで鼻の奥がつんとするのと同時に、頭の中は妙に冷静でした。「朝の駅立ちまで、あと4時間しかない」と思ったことを鮮明に覚えています。

 さかのぼって総選挙期間中は、早朝から午後8時までの活動に加え、日付の変わる午前0時まで、ここと決めた交差点で毎夜挨拶活動を続けました。

 雨の中、雪の中、同じ場所で立ち続けるうちに、毎夜必ず車で通ってくださる方が増え、全開にした窓から半身を出して「負けるなー」と、たくさんの激励を頂きました。

 こういった支援者の方の思いを二度裏切るわけにはいかない、そんな強い思いで、現在地元での活動を続けています。

 活動の基本は何ら変わりません。ゼンリン地図を這うような辻立ち活動。500人のパーティー、20台のバス旅行といった目標数値を設定しての後援会活動。小学校区単位での親密なミニ集会。

 また、月に1度は地元の講師をお招きしての勉強会。後援会の皆さんと運営するミニ図書館「さくら館」の開館。

 こうした活動の継続を通じて、前回総選挙で頂いた9万2398人の方の1票1票を、どこまで「見える」化できるか。あの逆風の中、1票という形で手を差し伸べて下さったお一人お一人のお名前を把握し、どこまで私が近づいていけるか。次の選挙までに、この9万2398人の方々としっかり手を結び、再び信頼頂ければ、結果として必ず、それ以上の得票を頂けるはずだ。これが、事務所全員で共有している私たちなりの「挑戦」です。

 また、この貴重な時間を使って、身近で支えてくれる人に改めての感謝を伝え、自分自身の補うべきを補って絆を強めていくこと。家族、秘書、スタッフ、自治体議員の先生方、統一地方選挙で挑戦してくれる仲間、後援会幹部の皆さんなど、これまで以上に心をつかって、丁寧な人間関係を作っていきたいと思っています。

 安倍政権が1年経過し、訴えることには事欠かない新年です。「株価だけが上がっても、その株式の価値を支えるのは働く人たち。この人たちの生活が不安定では本末転倒だ」と訴え、2014年の活動をスタートさせています。


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