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「不二」ということ3⇒二重拘束(ダブルバインド)
「不二」「非二元」という現象を歪んで取り入れてしまうと「二重拘束」(ダブ
ルバインド)となって現象化します。自分の都合で、同時に二つのメッセージを
投げかけ、メッセージの受け手を混乱させる現象をいいます。
この見方を人間の生態行動から長年観察し、「思考の病理」現象として「まとめ
た」のがグレコリー・べイトソンです。「メッセージ」の曖昧さ、「メッセージ
」を受け取る者の曖昧さを「まとめた」ものです。
「曖昧さ」は、自分の都合によるアレンジにより起きている現象です。「自我機
能」の働き作用だからです。
「不二」という見方ができずに、二項対立する現象を、自分の都合で「二項対立
」の矛盾をそのままメッセージとして発信してしまい、周辺に混乱をもたらすと
いうことです。「相対的現象・現実」で見られる「思考の病理」現象です。この
思考が長年、蓄積されていくと、思考の分裂を招き「統合失調症」の発症に結び
つくとベイトソンは明らかにしたのです。
家族内の葛藤・心身の不適応等の現象によく見られる「思考パターン」でもある
のです。わかりやすい言葉で言うならば「思惑」があると誰でもこのような二重
拘束のメッセージを発信しているということです。「思考の病理」は日常的に見
られている現象でもあるのです。
1-2人以上の人間の間で
2-繰り返し経験され
3-最初に否定的な命令=メッセージが出され
4-次にそれとは矛盾する第二の否定的な命令=メタメッセージが、異なる水準で
出される
5-そして第三の命令はその矛盾する事態から逃げ出してはならないというもの
であり
6-ついにこのような矛盾した形世界が成立しているとして全体をみるようになる
という状態をいう。ただし、この状態は同時に起きている現象です。
例⇒親が子供に「おいで」と(言語的に)言っておきながら、いざ子供が近寄っ
てくると逆にどんと突き飛ばしてしまう(非言語的であり、最初の命令とは階層
が異なるため、矛盾をそれと気がつきにくい)。呼ばれてそれを無視すると怒ら
れ、近寄っていっても拒絶される。子は次第にその矛盾から逃げられなくなり疑
心暗鬼となり、家庭外に出てもそのような世界であると認識し別の他人に対して
も同じように接してしまうようになるのです。
そして以下のような症状が現れるといわゆる「発症した」となるのです。
①-言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型)
②-言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型)
③-コミュニケーションそのものから逃避する(緊張型)
「二重拘束」の現象は「自我機能」の働き作用です。「自己機能」にはこのよう
な「現象」は起こりません。だから「自己機能」を活性化させる必要があるので
す。
また「思い込み」「信じ込み」が蓄積されることにより「妄信」「盲目的判断」
等と言う現象となり相互作用が歪強化されてしまうようなことは、よく見受けら
れる現象でもあります。
児童虐待・いじめ・ハラスメント等の発生には、このような親、加害者という権力者
による「二重拘束」が見られています。ズレ・ブレ現象です。彼ら人格的に未成熟で
あり、歪曲化されたコミニュケーションが定着化しているのです。
※ 参考⇒鑑賞する、しないは自分で判断して下さい。
自己啓発*ダブルバインド2012/10/01 に公開25分03秒
https://www.youtube.com/watch?v=fM4s93S6GtQ
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